日本共産党箕面市会議員 名手ひろきのブログ

日本共産党箕面市会議員の名手ひろき(宏樹)のブログです。

保健所機能の拡充も支所の設置も市として、もともと考えていなかった 

2023年01月04日 20時34分03秒 | 日記

1月4日(水)

②保健所機能の拡充について 質問します。
 市民の保健所設置の要望の中身は、今ある池田保健所の移転ではなく、池田保健所の存続を当然としながら、箕面への保健所設置やかつて あった支所の復活です。保健所機能の拡充については考えがなかったのでしょうか?
                        
 
 答弁;「保健所機能の拡充」について、ご答弁いたします。平成6 年7 月に制定された地域保健法では、それまで保健所が担ってきた母子保健など、住民に身近なサービスは市町村に、難病対策などの広域的な業務は保健所が担うなど、機能と役割が明確に分けられ、それぞれの役割等に応じて主体的に業務を行うこととなっています。今般の保健所誘致においては、支所の設置については始めから提案しておらず、保健所の移転そのものに主眼を置いたもので、市としては、池田保健所の建て替えの検討に際し誘致活動を強く行ったものです。
保健所機能の確保については、まずは、大阪府が圏域の課題等を踏まえ検討するべきものと考えています。以上でございます。
 
 名手;機能の拡充の提案も支所の設置も市として、もともと考えていなかったことがはっきりしました。
③保健所業務の連携について 質問します。
 コロナ感染が広がった時期に、市としての保健所業務への連携として、1名の職員を池田保健所に出向させていました、その後はそのような連携はなかったと聞いていますが、府、保健所からの要請の経過やその後の連携のあり方がどう変わったのでしょうか?
また、府の対応の変化について市としてどう認識しているのでしょうか?
 また、保健所支所の廃止に伴い、箕面市の市職員としての保健師が地域担当をもって活動されているとお聞きしていましたが、その体制と役割と府・保健所との連携についてお答えください。
答弁;「保健所業務の連携」について、ご答弁いたします。まず、「池田保健所に職員を派遣した経緯」についてですが、令和2年11月11日付けで府知事より各市町村長宛に「保健所の体制強化にかかる人的支援に関する意向調査について」の依頼があり、本市では保健師の派遣の意向がある旨回答し、その後、府知事名で人的支援の正式要請があり、派遣したものです。なお、令和4年9月26日に現池田保健所所長が来庁し、職員を派遣したことに対して非常に感謝していると謝意を伝えに来られました。
 次に、「その後の連携のあり方の変化」についてですが、保健師の派遣により、新型コロナウイルス感染症のまん延に伴う保健師業務の逼迫や、本市と保健所が更に連携する必要性を感じ理解するなど、改めて相互理解に努めることが肝要との認識に立ちました。
 次に、「府の対応の変化」については、これまでと同様に緊密に連携が図られています。
 次に、「保健所支所の廃止に伴う体制と役割、府・保健所との連携」についてですが、保健所支所が廃止する以前から地域担当制のもとで業務に従事し、それぞれの役割分担のもとで地域の保健サービスを展開し連携を図っており、体制や役割に変化はありません。以上でございます。
 
 名手:「保健師業務のひっ迫や市と保健所がさらに連携する必要性を感じ、相互理解に努めることが肝要との認識立った」としながら、その後、市への要請がなかったという「府の対応の変化」について「これまで同様に緊密な連携が図られている」との結論は理解できません。「府保健所との連携」でも「市の保健師が地域担当で従事し地域の保健サービスの役割を分担している」とするだけで、府・保健所との緊密な連携の具体が全く見えてきません。  続く