買うのを止めて後悔するくらいなら、買って後悔しろとか言うんですよ、Kくんが。
だから金曜日の晩に酔ってポチっとしましたよ。
で、日曜日に届きました。
ズビズバじゃなくてズベズタです。
Kくんはガンプラモデラーだから、「買え!」とか言えるんですよ。
ガンプラにはクソキットが無いから。
スケールはクソキット率高いですからね。クソを買った日にゃ落ち込みますからね。罪庫になるんですよ。
でもカッコいいい、これ以上まともなキットが出そうもないから、買っちゃいました。
現代のシュトルモビク。
米軍のA-10とよく引き合いに出されますが、こちらの方がかなりコンサバですかね。
私は、単にこういう機体設計のレイアウトが好きなんですね、きっと。
今作ってるファインモールドの東海は、隠れた名キットだと思うな。
上品な割烹の和食な気がする。繊細な味わい。
ところがこいつは。
胴体と主翼だけ仮組してみました。大味なボルシチなんですかね。
ちょっと左右がズレるくらいで、ガタガタ言うんじゃねえ、っていうか。
中華とは違うおおらかさというかね。
結婚して、相性が合わないと感じる時。自分はここはどうでもいいけど、あれは許せない、の箇所が違うんですよね。
こいつにはそれを感じました。
でも、形は大好き。多分完成します。
実機に忠実なモデルじゃなくて、フィクションで自分がカッコいいと思うように作るつもりです。
一度釣りに出掛けてしまうと、もういけませんな。
アウトドア脳に切り替わりまして。次は何釣りにどこに行こうか、物色する毎日でございます。
先週は徹夜明けで寝不足の上に、急に休んだ同僚のフォローやらで忙しく、アッという間でございました。
東海はたいして進んでませんが、日記なので。
平日の晩に主翼を貼り合わせ、開いたままの脚庫内の調整をしました。
脚柱にはもう1本頬杖が付きます。前方の斜めの切り欠きは頬杖の形状で逃げているのです。
主脚柱はアルミ色の指定で、シルバーを吹いたので、その影響か安物スマホは露出がおかしいですね。
接着せず位置の確認をしました。こんなもんで良さそうです。
このナセルの前方の円形のフタがモーターの取り付けには絶好のパーツでしたね。
今回は士の字ではなく、初の「北の字」で組んでみようかと。
先に片翼ずつ接着したのは電線を通す関係なのですが、胴体や主翼など大きなパーツの合いが、このキットは優秀だったので、できることなんですね。
塗り分けが面倒だから、水平尾翼は後付にすると「北の字」にはなんないか。
自作した作業机は、大きな5mm厚のガラスで上面を覆っています。簡易定盤にもなります。
この机は、親戚の木工工場で、集成材にウレタン塗装して頂いた天板に、自分で脚を付けました。
ガラス面はいつもは埋没していて見えませんが、マスキング専用のカッティングマットを出すので片付けました。
飛ばすための支柱は、中心からオフセットし接合部から逃がします。
真鍮パイプの外径に合わせて、孔を明けたプラパイプを中心に接着、周りに屑プラを接着して、エポキシ盛り上げてます。
週末はコクピットの塗装をするので、他に機内色を塗る部品も一緒にまとめて、ということでキャノピーをやっつけることにしました。
文字通りガラス張りなので、良く見えます。
キャノピーは反対側から枠の裏側が見えるので、1層目は機内色が鉄則ですね。
このマスキングに午前中いっぱい掛かりました。
既製品のマスキングシートを買えばよかった。
4時間掛かることを考えれば、数百円なんて安いものです。
その上、アウトドア脳になってるから途中で集中力が切れ、午後はジギングサビキでメバルをやるのに備えて仕掛け作りをやって、塗装したのは夕方。
機内色吹いて、その上に透け防止の黒サフを吹きました。
上面の濃緑色を吹き、接着してつや消しクリアを吹くまで、マスキングを取らないので、合否がわかりません。
マスキング状態で写真撮らないと、これじゃなんだかわからないですね。
土曜の晩なのに、夜遊びに出掛けた娘のアッシー君担当なので、休日ノンアルのパパです。
そのお陰で、食後に搭乗員の下塗りまでできました。
巨人のは臭え、じゃなくて巨人の惑星のように大きな人は、1/35の運転手さんです。
小さい頃、巨人の出てくる実写の海外ドラマを見たのを覚えています。
ストーリーは覚えてませんが、ただ怖かった記憶が。
このジョンブルドライバーは、徒歩でパトロール中のイギリス軍歩兵の上半身に、ドイツ軍運転手の下半身を付けたEU連合です。
古いわりに出来の好い、タミヤMM。ベドフォードトラック用に作って熟成中のやつです。
東海の搭乗員は1/72なので、ちょうど半分の身長ですね。
小さいのに表情豊かで、飛行帽や服の造形も少しずつ変えてあります。ちょっとピンぼけですが。
二式大艇用の同梱品だそうですが、使わない人が多いんでしょうか。
ネットで作例探してもヒットしません。もったいない。出来が良いのに。
ガイアの肌色オレンジを吹いて下地にして、水性アクリルでザクっと長靴と飛行服の下塗りです。
ここまでは、老眼鏡だけで何とかなります。
このあとはヘッドルーペを付けて、顔の肌色はファレフォ、衣装はパクトラタミヤで塗る予定ですが、小さすぎてうまく塗る自信がありません。
九四水偵の時の搭乗員3人はこんなんです。
ざっと40年くらいの進歩でしょうか。
金型技術の差じゃなくて、原型師が凄ウデなんだと思います。
搭乗員を乗せて、胴体接着しないと次へ進めません。