なかなか治らない風邪だと思い込み、肺炎になった嫁は、正月休みの9連休の間、すべての家事を放棄し寝て過ごしました。
1/7になってから抗生物質を飲み始め、年明け2週目の週末にやっと犬の散歩に行けるほどまで快復しました。
お陰で、パパもやっと食事の用意から解放されて、模型を作る気になってきました。
年明け第1作目に選んだのは、なぜか埼玉、ではなく彩雲にしました。
女王様の駆潜艇は、しばしお休みです。
2000年頃、ハセガワは次から次へと飛行機の新製品を新金型でリリースしていましたね。
その頃は、金型のヘタっていない初ロットを発売後すぐに買うことにしていました。
彩雲は、値札を見るとアリスホビーで¥1,678で買ってました。
定価は¥2,400。安いなあ。
ポチっがそれほど当たり前でなかった頃。わざわざ名古屋まで買いに行ってたんですね。
タミヤの新しい1/48のP-38が定価¥6,000。これをどう考えるか。
インフレが進んで、それにリンクして年収も大幅に増えていれば好いのですが。
GDPが伸びないということは、こういうことだと実感しますね。
窓が大きくて中が良く見えるからか、コクピットに随分力が入ってます。
立体感があって、ゴチャッと感が満載です。
機器の黒は、クレオスの新しい水性塗料で筆塗りにしました。
フタの閉まる塗料皿で乾燥しないように温存して、塗りながら組み立てました。
私の場合、塗料皿を洗うと、塗り残しに気づくということが多いので。今回だって何ヵ所もポカミスがありましたから、助かりました。
飛行機模型の場合、コクピットは細かくて面倒くせえな、ではなくて、楽しむところのはず。
線材でデティールを追加することまではしてません。これで十分お腹いっぱいになりました。
計器盤はドライブラシの替わりに、色鉛筆の白でモールドの凸を浮き上がらせました。
シルバーを塗る時ついでに、アクセントでもう少し描き加えたら、少々派手になってしまいました。
E/P跡の処理をしなかったけど見えないはず。
側壁のみ透け防止で黒サフを下地に吹いてあるので、成形色の上にそのまま機内色を吹いた床板とは、明度差がついてしまいました。
日本海軍のシートベルトは手持ちになかったので、テキトーなのを持ってきて付けてしまいます。
それでコクピットは完成です。
彩雲は飛行姿勢にしません。搭乗員が付いて無いこともありますが、地上姿勢が個性的なのが理由です。
大きなプロペラをクリアするために脚が長いのですが、層流翼形で主翼前縁が薄いので、脚が主翼中央部にしか収まりません。
なので、斜め前に足を投げ出すような感じになって、ユニークな姿で面白いんです。
改造とかしなければ、国産の飛行機プラモは息抜きやリハビリに一番って気がします。
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中国では新型コロナウィルスが騒ぎになっていますので気を付けた方が良いです。
彩雲のコックピット、凄いです。
貴殿のテクニックと相まって、素組みでもこれだけの精密感が出るとは凄いです。
流石はハセガワ全盛期の作品です。
計器盤を色鉛筆で仕上げるというテクニックは初めて知りましたが、私も次の機会に試させていただきます。
有益な情報、ありがとうございました。
嫁のありがたみがよくわかりました。食器洗い機はあるのですが、それでも洗い物が一番面倒でした。
色鉛筆はどこかで読んだ技法のパクリです。でもフィクションというか演出というか、もっともらしいウソなんですよね。計器の枠縁や固定ネジが全部白いわけないじゃないですか!
今年もよろしくお願いいたします。