hokutoのきまぐれ散歩

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『大正、昭和の建築物を訪ねて』築地編③

2020-06-04 05:00:00 | 日記


『大正・昭和の建築物を訪ねて』その7、築地編③、築地6丁目は真ん中に晴海通りが通っていて場外の方に向かう途中の路地を歩いていると2階建の木造建物を発見。

『北村家』で関東大震災後のに建築された。2階には木造の洗濯干し場も完備している。この建物も昭和7年までに建築されたものでさらに突き当たりにも新たな建物を発見する。

こちらは『酒井家』。中央区のHPによると河岸問屋の従業員も住めるようにした住宅で、面白いのは町屋の左手に可愛らしい洋館が増築されている。建築されたのは昭和22年頃と考えられる。

晴海通りを渡り、波除神社方向に向かう。すぐに右手には『マルサン三軒家』という鰹節を商うお店。元はキツネ洋品店だったようである。2階、3階は見事な銅板貼りである。



そのお隣は『カットハウス松原』、珍しいマンサード屋根の3階建で昭和5、6年に建築された。

さらに並びには『海老の大丸』。看板建築だが、2階だけが銅板貼りとなっている。世界の海老を扱っている。



場外には卵焼きの店『玉八』や『高伏』、『金子海苔店』といったモルタルの看板建築の建物が林立する。いずれも綺麗に使われていて金子海苔店などは横を見ると一部銅板を貼っている。高さが異なる建物が並んでいるが、なぜか面白い。