水天宮前駅で降りたがちょうど昼飯時だったので久しぶりにご夫婦で営む天ぷらやの『水天宮てん作』にお邪魔した。店は新大橋通り沿い、位置的には水天宮の裏あたりにある。緑色の日除けが目印である。
入口にはメニューがあり、てんぷらごはん・てんどんから選べる。それぞれ1〜6があり、3なら『おしんこ・しらすおろし』などトッピングを選び、『てんどんの2』などと言って注文する。
私は前回には天丼を食べたので今回は『てんぷらごはんの2』、つまり豆腐とおしんこ付きにしてみた。
するとおばさんがおじさんにタネ(魚)を渡し、おじさんは天ぷらをすぐに揚げ始める。おばさんはまずは豆腐、豆腐の薬味、漬物、天つゆを出してくれる。
さらに天ぷらの揚がる様子をみて味噌汁、ご飯を出してくれる。おじさんの天ぷらが到着、ここまで5分と早い。
天ぷらは海老、キス、イカ、茄子、海苔、ししとうの6種類。アラカルトにも穴子やメゴチ、ハゼ、グリーンアスパラなども追加できる。
まずは冷奴から、大きめなので半分に切っても一口で食べると豆腐で口いっぱいになってしまう。
天ぷらはどれも揚げたて、薄い衣でサクサク。ご飯と食べるのだからと塩は置いていない。それにしても以前来た時よりはお客さんが少なくなったのが気になる。やはり、駅の反対側の出口の横に『天ぷら鈴木』ができたのが要因かもしれない。
ご夫婦だと思われるのだが、無口。ラジオが大きめのボリュームで流れている。量が少ない味噌汁を飲みながら、ゆっくり食べていると急にお客さんが増えてきた。
少し気を使い早めに店を出たが、この手の店の割には油がよく、胃もたれしないところも嬉しい。ご馳走さまでした。
てん作
中央区日本橋蛎殻町2ー5ー6
0336688301