秋葉原駅の住所は何区にあるかを知っていますか?秋葉原駅のある場所はJR東日本は千代田区外神田1丁目、東京メトロは千代田区神田佐久間町、TXも千代田区神田佐久間町となっている。
地図で見ると秋葉原駅周辺は神田〇〇町という小さな町が周囲にあり、ヨドバシカメラが神田花岡町、他にも神田松永町、神田相生町、神田平河町、神田練塀町などのエリアを言う。
『秋葉原駅』は1890年に貨物駅として開設された。江戸時代は火事の多い場所であり、火除地となっていたもので明治になっても空き地となっていた。開業当時は東北や信越からの荷物が水上交通で集められ、現在秋葉原公園となっているところまでは堀割となっていた。その後1925年に上野〜東京が開業した際には高架となった。
駅名は火除神社として存在した秋葉社の名を取り『アキバハラ、アキバッパラ』と付けたのだが、これを駅員が誤って『アキハバラ』としたのが由来と言われている。
それでは地名に『秋葉原』はないのか、というとお隣の『台東区』に秋葉原はちゃんと存在する。そのリアル秋葉原を訪れてみた。駅を降りて昭和通りを少し北に向かうと少し外れたところに確かに『台東区秋葉原』は存在する。
昭和通り・総武線・蔵前橋通りに囲まれていて、しかも丁目のない地番だけの住所で10分もかからずに回れてしまうほど小さいエリアである。
京急EXというビジネスホテル以外はオフィスビルばかり。線路沿いに『秋葉原練塀公園』という小さな三角形の公園、あとは紙のリサイクルを業とする問屋が1軒、小規模な商店やビルがあるのみ。
これが『リアル秋葉原』であった。あっという間に回り終えたので次は秋葉原の名前の由来となった『秋葉神社』に参拝することにした。(以下、次回)