友人3人との飲み会を銀座でやることにした。店の名前が『銀座でワイン』まんまの名前。かつては銀座1丁目の京橋との境にあったのだが、今は銀座3丁目のガラス張りのビル2階にある。
階段を登ると天井の高い店内は壁にびっしりとワインの瓶が並んでいて圧倒される。
あらかじめ値段と種別(赤、白、スパークリングなど)、葡萄の種類などを言うとそのニーズに応えたワインを2、3本持って来てくれるので人数がある程度いればボトルがおすすめ。
料理は3500円のコースとアラカルト。面倒だからコースにする。前の店はカウンターや椅子が高く、ご婦人の評判は悪かったが、今はそんなことはない。
まずはビールで乾杯。前菜はキノコのエスカベーシュ、鶏のパテ、ロースハム。暑い中を歩いて来たため、ビールが美味い。
続いてヒラメのカルパッチョ、野菜サラダが登場する。ここでまずは白ワイン、銘柄はよく分からないがコクのあるカベルネと頼んだら3本出され、ラベ買で決定。
よく冷えた白ワインに次に登場のアヒージョがよくマッチ。下には沢山のアサリの剥き身が忍んでいて、残り物には福があった。
名物の串焼き、最初はトマトと鶏を串に刺して、炭火で焼く。トマトの甘さが堪らん。ワインはあっという間に空となり、赤ワインにシフト。赤ワインは軽めのサンチョベーゼを使ったイタリアワイン。3種類のチーズも供され、ますますワインは進んでしまう。
ここでシェフのスペシャリテ、牛頬肉のキャンティ&マデラ酒煮込み。じっくりと煮込まれた牛肉の旨味を堪能。
イベリコ豚とズッキーニの串焼き。塩胡椒の味のみでイベリコ豚の脂を食べさせてくれる。素材を生かした料理である。
さいごにジョージア産のオレンジワインをチョイス。初めての人が多かったが、味は大評判。赤ワインと白ワインのいいとこ取りの味であった。ただ、円安の影響もあり、今後ワインの値上げは必至との話である。
〆は4種のチーズの焼きリゾット。石焼ビビンバ風に登場、鍋にこびりついた米とチーズの旨さ。ガリガリ言わせながら最後まで鍋を離しませんでした。
最後にコーヒーを追加。これが苦くて嬉しいイタリアンコーヒー、口の中をさっぱりとさせてくれた。
銀座でワイン
中央区銀座3ー9ー6
05055702181
中央区銀座3ー9ー6
05055702181