

群馬の殆ど最南端は秘境と呼ぶにふさわしいところで、ここにある日本三百名山に選ばれている諏訪山は先のプログにも書いたとおり素晴らしく大満足、上機嫌で下山しました

実はその前日秩父からこの登山口に移動している時のことでした

狭い国道は僕のバスが通ると自転車も通れない広さ

そこに消防車と救急車が並んで向かってきたから慌てて横の広場にバスを斜めに頭から突っ込みましたが後少しで消防車が通れません

仕方なく右にハンドルを切って後部が引っ込むようにフェンスすれすれまで寄せたつもりが少しフェンスにかすってしまいました

頭の中では「また塗装しなければならない」

とバスのボディのことを考え、そのとき当たっていると教えてくれた人にお礼の手をあげてその場を立ち去りました

これが問題の始まりだったのです。電話が掛かってきて「警察に電話するように」というのです

フェンスでバスに傷が付いたのは解っていたけど「フェンスのアングルとネジの頭に塗装が付いた程度だろう」と思っていたのが判断ミスだったのか

と現場に行きました

結果は写真の通りでネジと思っていたのはフェンスに巻きつけてあった針金でその針金とアングル上部の角にバスの白い塗料が付いています

僕は今まで57年生きてきて「ガードレールやフェンスに塗料が付いた程度の接触はほっておいてもかまわない」と思っていました

ところが「当て逃げ」と言うのです

車や家と違いフェンスやガードレールは大体があちこちあたって凹んだりゆがんだりしています

ある面僕は「当たることで運転者に知らせるための物、それ以上行っていはいけないと知らせるもの」と解釈していたのです

皆さんも気をつけてください「そのどちらにも所有者がいるのです」たとえ街からどれだけ離れた山奥でも、警察を呼べばガソリン代がどれだけかかり、警察官の給料として我々の税金が幾ら使われようと、またその間にも凶悪事件が多発していてもガードレールに僅かにペンキが付いただけでも警察を呼んで事故証明を取っていないと当て逃げ

と言われるのです

徳島県内ならどこに行っても少し話せばわかってもらえる僕も群馬県に来ると汚い格好のバスで寝泊りする不審者

もしかしたらそちらに原因が

あったのかも知れないのですが三時間かけて調書まで作られ怒りまくられました

生まれて初めての経験で財産まで聞かれたのですが、まさか阿南税務署にまで問い合わせはしないだろうと去年申告した美由紀と僕の一年分の所得金額だけを全財産のように言ったのですが納得してもらえてよかったです

(これは適当でいい)と言ってくれたから・・


しかし反省点は確かにあります。いくら乗り込んで自分の車の隅々までわかっていても目で見ないと確定は出来ません

アソコがもう少し道路が広ければ僕も停まって見に行ったと思うのですが、停まれば自転車位しか通れない状況に加え「ペンキが付いた程度」と判断できたことでそのまま立ち去ったのは失敗でした

以後気をつけます

みなさんも気をつけてくださいね

(写真をクリックすると大きく見えます)