outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

それでも出来る世界一周

2010年01月27日 20時23分33秒 | ヨット世界一周クルージング
昨日の夕方テク近藤氏より電話があって「明日マハリンのテストセーリングしようと思う」と言うので「行きます」と答えてありました

そして今日、「ウエルかめ」を見てすぐ家を出たら・・・約束の時間よりかなり早くヨットに到着

マハリンは5日掛けて広島から徳島まで回航してきたんですが・・・エンジンが船体に繋がっていない事が途中で判明したのでセーリングをしていなかったんです

それをちゃんと直し、他にもイッパイ修理したり、改良し、船体全体も塗装し、全沿海での検査も受けて万全となっての初セーリングです

ところが・・・港に着いてみると・・・今の季節に珍しく・・・殆ど風がありません

そのうち「出てくるだろう」と森田、近藤両氏と港の中でゴソゴソと点検などをして過ごしていましたが・・・風は出てきません

でも・・外に出れば幾らかの風はあるので・・・出港

こんな弱い風は初心者の練習には非常に良いので・・・

森田氏に全てを任して・・・僕と近藤氏は見物

航路を示す「浮き灯台」三つを使って・・アッチへ行ったりコッチへ来たりと色々な角度からの風を受けてヨットを自分が行きたい所へ「風だけで」行く練習を始めました。

初めは少しウロウロもしたけれど・・・すぐに思うように進めるようになりました

二時間ほどそのように帆走していたら・・・近藤氏が・・・ウロウロし始めたので・・操船を交代。

近藤氏は6年ほど前にヨットを買って、一応僕が教えた事にはなっているんですが・・・操船を見てビックリ

「僕よりはるかに上手い」

いつのまに・・・そんなに上手になったのか??

そこで「僕も!!」と交代してみたけど・・・森田氏と殆ど変わりませんでした

大体の場合、長期のクルージングや世界一周では、今日の様に風が弱い時は早々とエンジンを掛けて「機帆走」(エンジンと帆の両方で走る事)するんです。

だから・・・世界一周をしているから「帆走」が上手かと言えば・・・そうではありません

森田氏が二時間で出来るようになった程度の実力があれば充分世界一周は出来るんです

と・・言うのは・・・風が適当にあれば・・どんなにしても走りますから

帆走の技術を上げるのは「三角レース」が一番で・・・後は勘が左右します。

近藤氏は自艇の「テク」で「マカナ」や他のヨットを交えた数回のレースで・・しっかりそれを身に付けていたんです

最終的に4時間ほど操船の交代をしながら練習して、係船場所に戻ったんですが・・・今日は僕も良い勉強になりました

近藤先生ありがとう。森田さん、一緒に頑張りましょうね。

芹田さんも早く来て教えて貰ってくださいよ。

そんな一日で・・・家に戻ったら夕ご飯の準備が出来ていました

大川氏がメジナを届けてくれていたので・・・「水炊き」

野菜も自家製が沢山あるから・・・タップリ食べてまたまた食べ過ぎで腹が飛び出しています
コメント (1)
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