outdoor life by mizota

ヨットでのクルージング日本の名山に登るキャンピングカー旅ダイビング野鳥撮影ジギング等溝田正行がした事する事を報告します

昔の航海と進歩

2012年12月11日 19時59分21秒 | 退職生活
目がすっかり悪くなって、最近は殆ど本が読めません

そんな状態ですが、我が家では昔からトイレに本が置いてあります。

しばらく前から置いてるのは「タアロア号 南太平洋をゆく(上)」と言う、アメリカ人と結婚してヨットで南太平洋を回った人が書いたものです。

それをトイレに行くたびに、一ページか二ページ読んでるんですが、その時代は「六分儀」を使って、月や太陽と海面の角度を読み、その上に計算票をを使って計算し、自分の位置を出してました

計測するヨットの上は波で揺れてますし、推測する部分もあるので、正確な位置を出すのは至難の業が必要だったでしょう。

当然ながら僕には出来ないんですが・・・

その六分儀での計測が曇り空や荒天の場合は難しいので、自分の位置を知る器械が次々開発されました

一般の人達には、なじみが無いでしょうが・・・オメガ、デッカ、ロラン、GPSなどです

僕が始めて沖縄に行った頃は「ロラン」でした

普通ヨットが航海する場合、「海図(海の地図)」を使うんですが、ロランと言う機器に表示される緯度経度とはズレがあって・・・

専用の「ロランチャート」なるものが必要でした

おまけに・・・その精度も余り良くなくて、一キロや二キロのズレは当然の如くありました。

初めてGPSが出た時、「誤差が30メートル以内」と聞いてびっくりしたものです

まあそのGPSが出たお陰で、僕でも世界一周が出来たんですが・・・

この様に航海計器もドンドン便利になっています。

医療も進んで、人が死ななくなっています。

こんな事を書いたのは、今日テレビを見てたら・・・

東京から徳島まででも「当日配達」出来るように努力してる様子が放映されてました

今でも「翌日配達」で、これで充分と思ってる人は多いでしょう。

なんでもかんでも「進歩」すれば人が幸せになれるんでしょうか?

「これで充分」なのではないでしょうか?

IPS細胞でノーベル賞を貰った人も居ますが・・・

これで助かる人も、楽になる人も居るでしょうが、治療を受けられず、不幸を味わう人もいます

前進する努力もいいですが、留まることや後退することも必要なのではと思いました

今日の僕は、今日も怠けず鍛治ヶ峰へ登って来ました。

登山口に溜池があるんですが、登山道の反対側の山の紅葉が、池の水面に写って絵葉書の様に綺麗でした。

鍛治ヶ峰の登り道の途中、半分を少し越えた辺りに「湧き水」があります

鉄分を非常に多く含んでる水なんですが、登る日は毎日必ず小さな柄杓に三杯飲んでから登っています。

頂上に着くと、空気が綺麗で視界が良かったです

その後、久し振りに買い物に出ました。

ユニクロでズボンを一つ買って・・・場所を移動し、フジグランで登山靴に重ね履きする靴下を7足

この様な衣料品を買い物するのは面倒な性分だから、いつもはズボンも数本一度に買うんですが・・・

腹のサイズが良く変わるので、今回は一本にしましたが、足のサイズは変わらないから7つ買ったと言うわけです

話は変わって、この週末に一泊でヨットを出そうと思ってたら・・・

「15日はクリスマスパーティだよ」と、ヨットクラブからメールが入ってて、急遽中止に。

そんなんで土曜日はヨットクラブのクリスマスに参加します

キャンピングカーで行けば、呑んでもそのまま眠れるから、面倒はありません。

コメント
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