買いたいと思ってるジギングやタイラバをする遊漁船
探してるとあちこちに声をかけていたら・・・県南と鳴門の二か所で丁度同じ日に言ってくれた二隻の船がありました。
そのどちらも・・・一隻だけしか言ってくれてなかったら迷わずに買ってる船なんですが、同じタイミングで聞いてしまうと二つを比較してどちらかを選ぶことになります。
何人かは「二隻買って高知と徳島に置いたら」と言うのですが・・・・本当にそうしたいような船なんですが・・・船は手間が非常に掛かります。
手間だけでなく維持費も掛かるし最後に処分する時にはウン十万円掛かります。
私はコロナが収まれば一年の内9か月ほどは旅をしますから船を使える期間は三か月しかありません。
当然9か月の旅の間は誰かに頼んで面倒を見て貰わなければなりません。
それなのに二隻はとても持てませんから・・・どちらか一隻にするつもりですが・・・
これがまた・・・二隻を比べるとどちらも「帯に短したすきに長し」と言う状態なんです。
県南の船は現在73歳で今後ますます体力が衰える爺さんには適当なと思える全長8メートルで船の大きさとスピードは申し分ありません。
しかしエンジンが・・・古くて・・・いつ壊れても不思議はない感じがします。
鳴門の船は73歳の今でも殆ど限界と思える大きさで全長11メートル20センチです。
長さだけを言えば3メートル20センチですが実際のトン数で言うと丁度倍の大きさになります。
ただし・・・バッテリーが上がっていてエンジンはまだ掛けていませんが・・・新しくてまだまだこれから10年以上は消耗品を除けば故障もなく使えそうな感じがします。
スピードは走ってみてないから分かりませんが・・・15ノットは十分走るような気がします。
高知の沖ノ島で大物を狙いと思うと・・・・この位の大きさは欲しいのですが・・・私の体力で何年管理出来て何年乗れるか???
そんな事で迷い続けているんですが・・・・ほぼ決めている考えは・・・とりあえずエンジンが掛かって15ノット以上のスピードが出たら大きい方の船を買い、来年の春には沖ノ島の沖で大物を狙ってみて・・・・釣れても釣れなくても・・・体力が続く間はこの大きな船に乗って、体力が無くなったら小さい船を探して買い直そう。
と言うのが今の考えなので・・・今日は朝から鳴門へ行って・・・エンジンが掛かったら走れるようにと・・・高齢に鞭打って・・・久し振りにウエットスーツを着てタンクを背負って潜り、プロペラと舵それと全体の半分ほどしか出来ませんでしたが・・・船底のカキやフジツボをケレン棒で削り落としました。
船底掃除は本当に重労働なので・・・・くたくたです。
コロナで日本に戻ってる近藤氏が応援に来てくれたので・・・燃料タンクの底に溜まってる水を調べたり、四個ある古い大きなバッテリーを外して取り出しました。
家に戻ったら注文してあった同じサイズのバッテリーが二個届いていましたから・・・掛けようと思えば明日にもエンジンを掛けてみる事は出来ます。
掛かるかどうかは分かりませんが・・・多分大丈夫でしょう。
ただオイルも交換したいんですが・・・注文してあるオイルはまだ届いていません。
今日確認したらオイルがかなり多めに入ってるので・・・エンジンにオイルを回すのには好都合なのでそのままエンジンを掛けてみようと言う事になっています。
エンジンが掛かって・・・少し走ってみて買う事が決まったら・・・忙しくなります。
先ずその船を上架して船底を掃除して船底やプロペラに塗料を塗り、防蝕の為の亜鉛を取り付けます。
それが終わったら名義変更と小型船舶検査を受けます。
航海区域は限定沿海プラス沿岸5マイルと言う日本全国九州から南の島を除けばほとんど日本一周できるようになります。
そして阿南へ乗って帰って・・・・係留場所を決めなければなりません。
係留場所が決まったら・・・常錨を入れて・・・・係留出来るようにしなければなりません。
これが結構大仕事で・・・大きな錨も最低二個要るし多量の係留ロープ、「また潜って確認もしなければなりません。
さて係留場所が出来て船を繋いでから・・・・船の本格的な整備が始まります。
今すぐしなければならないのは・・・・生け簀の蓋を三個作らなければなりません。
他に係船の為の「タツ」と言う漁船特有のヒノキの柱をすべて交換しなければ傷んでいますから台風に耐えられません。
片舷にステンレスのパイプで囲いを作って立ってジギングしても落水しないようにします。
片舷は座ってタイラバが出来るように囲いは付けません。
後部に女性の為にトイレを付けようと思っています。
デッキはFRPが出てる所がありますから・・・・けがをしたり痒くなったりしますからペンキを塗らなければいけません。
そんな事をしてたら・・・・今月中には無理で・・・・来月の中頃にすべて完了となる位だと思います。
これは・・・・鳴門の船を買った場合で・・・県南の船を買ったら・・・少し簡単にすべてが出来ますが、それでも今月中には無理でしょう。
でも出来上がったら・・・皆さん釣りに行きたがっていますから・・・喜んでくれるでしょう。
美由紀もですが・・息子や娘、娘婿なども釣りに連れて行こうと思っています。