outdoor life by mizota

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ヨット生活と水

2019年11月26日 18時15分42秒 | 長期のヨット生活
私達は愛艇ホロホロ三世で1993年5月に阿南市橘港を出港してから世界一周をして2007年6月に橘港に帰港するまでの大部分をヨットの上、言い換えると海の上で過ごしました。

ヨットの生活はキャンピングカーに似ていますが、ヨットが自由に自力で世界中に移動出来るのと違いキャンピングカーは移動出来る範囲が狭い代わりに便利で安心な部分が多いです。

しかしヨットやキャンピングカーが家と大きく違うのは、移動出来るのと移動出来ない事と電気と水に制約があるのと無いのです。

棲家が移動出来る程楽しい事は無いですが、電気や水に制約があるのはかなりのストレスになります。

ソーラーパネルが安く一般的になり、私達のヨット生活も後半は全く電気の心配が無くなりましたが(400ワット以上のソーラーパネルと500アンペア以上のサブバッテリー)、前半稼働していたウォーターメーカー(造水器)が壊れたので水の心配だけになりましたが、水はどんなに節約しても一日40リットルは必要でした。

ホロホロの水タンクは530リットルでしたから、その上にポリ缶10本を出来る限り満タンにしてましたが、それでは半月しか持ちません。

ではそれ以上の航海の時はどうするかと言うと、、、雨水に頼ります。

主に熱帯地方をクルージングしてたのでスコールが数日毎に有りました。

夜中に寝てる時でも雨が降ると[水が採れる]と大喜びで空になってるポリ缶をセットした日々が有りました。

遠い昔の思い出になっていましたが、水を運ぶのは大仕事でしたから雨水は非常に有り難いプレゼントで今日の様にほとんど終日雨が降るてポリ缶10本位は採れてました。

雨の最初に採れたのは洗濯様に、少しして採れたのは清水タンクに入れて洗い物やシャワー水に使っていました。

そんな日々を思い出しながら今日は雨水をバケツに溜めました。



ポリ缶1缶程度でしたが洗濯用に使えます。

さて今日はテンダーがエンジン不調でしたがほとんど終日の雨でダイビングに行く気にもなれず。

雨が小降りの隙間を見て美由紀と二人で小さな市場まで買い出しに出掛けました。

豚肉、鶏一羽、キュウリ、ナス、モヤシ、ハヤトウリ、ニンジン、ジャガイモ、タマゴなどの他スーパーでコーヒー、紅茶、ペーパータオル、シャンプー、ボディーシャンプーなど日本と同じ様なものはありますが値段は日本よりはるかに高く、日用品は倍から4倍野菜もジャガイモなどは一個が100円を超えます。

給料が高い国なら良いですが給料が1万円や2万円だから日本へ行きたくなるのも解ります。

日本は暮らしやすいとつくづく思います。

でもプエルトガレラは外国人が支えてる地域だから高いので、今でも他の場所では桁違いに安いと思います。

私ならこんな場所に長居しないけど近藤氏は気にいって居ます。

昨日発達しそうだったのが遂に台風となりこちらに向かって来ています。

近藤氏は一段と回復していてテンダーのエンジンも掛かる様にしてくれました。

食事も普通に近づいている様ですが出港はもう少し大事をとりたいと思います。









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