ジギングに行くとジグ(金属製疑似餌)を失うのは当たり前と言える位に毎回の様にジグを失います。
その原因の第一は釣れて食べたら美味しいけど歯が鋭いサワラで・・・昨日もでしたがサワラの場合半分以上は掛かっても糸を切って逃げてしまいます。
掛かり所が良かったサワラだけを引きあげてる訳で私の場合6割は逃げられています。
酷い時にはジグが沈んでる途中で急に沈まなくなったと思ったら、サワラが途中の糸を切ってしまってるなんて事も全く珍しい事でなく、ジギング歴がまだまだ浅い私でも三回そんな事がありました。
糸が切れるとジグだけでなくフック(鈎)やタコサビキの他小物も一緒に無くなるので大損害です。(安物のジグでも他のを含めると1500円から2000円)
これを一番多く失った日は6つですから泣きたくなります。
最近は少し上手になったのとサワラが減ってきたので一つか二つの日が多く、全く無くさない日も時々出来てきました。
それでも平均すれば一回行くと一つはほぼ間違いなく失うので・・・
次々買って補充するか自作で補充する事になります。
以前は全部買ってましたが最近は殆ど自作で、ここ最近はステンレス製ジグばかり作っています。
今回は注文してあった6ミリ厚さのステンレス帯板が一昨日届いたので・・・
それで自作する事にしました。
朝ドラが終わってすぐから今日中に三つのジグを仕上げようと作業に掛かって・・・・
途中手のひらを切断砥石で削ってしまうと言うハプニングもありましたが・・・
応急手当で作業を続けました。
しかし夕方の四時に疲れて止めてしまいましたが・・・成形して240番と400番のサンダーで大きな傷を消したところまででした。
阿南のジギング船でこの様なステンレスジグを売ってるんですが一個が135グラムで3000円、165グラムで3500円だそうです。
私が作ってるのは150グラムと170グラムと190グラムなんですが・・・一つが3500円とすると全部買っても10500円。
これを三つ作るのに掛る費用はステンレスの帯板が75センチで(4800円÷400センチ×75センチ)で900円。
これを切る切断砥石「飛騨の匠」三枚は200円×3枚は600円
研磨サンダーの刃は一枚、ペーパーサンダー二枚はまだ使えますから今回分は200円
ナイロンサンダーも今回だけで無く使えるけど多分フェルトは今回一回でと考えると鏡面仕上げ材「青棒」も含めて500円
合計で2200円が材料費と消耗品費
現時点で全行程の半分位と思うので・・・制作に二日掛かるとすると・・・
私一生懸命働いた一日の日当は怪我もして・・・4150円となります。
七時間労働ですから・・・時間給は593円
パートの時間給より安いですが・・・これがどの様に活躍するのかと想像しながら作るのは楽しいです。
しかし結構一生懸命心を込めて作業してるから・・・失った時は買った以上に残念に思います。
そんなジグですが今回は形も少し変えて後部のフックは付けないタイプにしています。
これを見ると仕上がってる様に見えるかも知れませんが、鏡面仕上げはこれからが時間が掛かるんです。
明日は仕上がりますので・・・またアップします。