自慢できる事では無いかも知れませんが・・・
一億二千五百万人居る日本人の中でソーラーパネルで電気を作り12ボルトバッテリーに蓄えて移動できる乗り物で生活した期間が最も長いのは多分私と美由紀です。
1993年5月に徳島県阿南市から世界一周に旅立ったヨットホロホロ三世は出発時にはアメリから取り寄せたソーラーパネル二枚(一枚はフレキシブルタイプ)を載せていました。(ほかに風力発電機一台)
ハワイまでの37日間の航海で風力発電よりソーラーパネルが優れている事を知り、ハワイでソーラーパネル一枚を追加。
その後オーストラリアで二枚追加して風力発電機は廃棄処分
これで世界を周ったんですが・・・間もなくフレキシブルタイプが発電量が低下して廃棄。
最後に2000年ですがフィリピンで二枚を追加して・・・2007年6月にホロホロ三世は日本に戻ってきました。
一時期ヨットとキャンピングカーが重複してるんですが・・・2003年からバスを改造したキャンピングバスでスキーと山登りの旅を始めますが、バスの屋根にはやはりソーラーパネルを載せていました。(今も続けてるので26年以上)
長いヨット生活で必要なソーラーパネルは400ワット以上、サブバッテリーは480アンペア以上(大型トラックのバッテリー4個以上)という事も分かりましたから、ヨットもキャンピングカーもそれ以上のソーラーパネルとバッテリーを載せています。
これだけのソーラーパネルとバッテリーがあって各バッテリー毎にソーラーパネルを繋げばエンジンの発電に頼らなくても冷蔵庫を常時回してテレビやパソコン他旅の途中の各機器の充電など殆ど心配なく出来ます(雨の日が続くと足りなくなるけど)
ヨットやキャンピングカーで電力が不足するようでは楽しめませんからこの位は是非付けて欲しいと思います。
さて本日のタイトルのソーラーパネルの価格ですが・・・1993年当時は一ワット当たり1500円位で当時の主流は60ワットで約10万円していました。
ハワイに着いたら70ワットが10万円になっていて・・・同じ年の12月にオーストラリアに着いたら65ワットが8万円でした。
日本ではソーラーパネルは殆ど見かけない時代ですが・・・
このままどんどん安くなるのかと思ってたんですが・・・一ワット当たり1000円になってから・・・値下がりが止まり2000年にフィリピンで買った時も1ワット当たり1000円でした。
それが・・・中国で生産され始め、日本でもソーラーパネルが知られてきた2005年頃より極端に安くなって・・・なんと・・・1ワット100円前後で運賃も含め家まで届きます
こんな値段で生産して利益が出るのかと心配になるような価格になっています。
こんな値段は長くは続くないだろうと思ってましたが・・・・今なを同じような値段で売られています。
ヨットに載せているオーストラリアで買った二枚のソーラーパネルの一枚が壊れたので・・・二枚とも交換しようとネットオークションで買いました
オーストラリアで買って付けてたのは一枚が65ワットの物でしたが今は100ワットが一般的なので100ワットの物を二枚買いました。
運賃が6000円掛かると書いてあったので運賃を含めて一枚一万円余りで買えれば良いと思い二枚セットなので14100円で入札してあったら・・・なんと12000円で落札出来ていました。
運賃を含め18000円ですから、一枚当たりは9千円と言う事になります。
本当に気の毒なほど安いです。
これで25年以上使えますから・・・私の場合なら私の方が先に寿命がきます。
菅の政策で翻弄されてますが、めげずにこれからも太陽光発電に従事して生きたいと思います❗