昨夜あれから何度も間違えて貼ってる石板を見に行って・・・ため息をついていました。
「一番下に細い石板を貼る」と言ってあったのに貼らなかったから中間に細い板が来てしまい連続4段が細い板になってしまいました。
これでは一体感がなくこの家の顔である石板の部分が台無しです。
それだけでなく玄関側も本来あるべき細い石板が上下に無いのでボケてる感じがします。
やはり全部剥がして貼り直しをするしか無いと諦めて眠りました。
そして今日の朝に営業マン氏と監督が来てくれて・・・
当然ながら全部剥がすのは大変ですから・・・剥がしたくないのが分かるようにあれこれ言うのですが・・・
これも当然ながら・・・どうしても全部剥がして貼りなおしてくれと言えばそうしてくれる事に。
本当にこの様な失敗をされると全員が非常に嫌な思いをしなければなりません。
貼りなおせと言うのも・・・どれ程嫌なことか・・・
貼りなおせと言われた職人も嫌でしょう。
ではわざわざ念まで押していながら言った通りにしなくて失敗してるのを辛抱して、見る度に嫌な思いをなんでしなければならないのかとも思う。
とりあえずこの貼り付けた石板が外せるのかを試験的に・・・中間の目地の所で四枚連続細い板になっていた場所の二枚を外してみて貰いました。
この極細いのとその上の二段です。
外すとこの様になりました。
丁度地震の揺れを吸収する目地の所なんですが・・・揺れの吸収は出来なくなるけど、ここに幅が広い石板を貼れば下から順番に幅が広いのと狭いのが交互になります。(以前はこの横目地の上に石板を貼っていたそうで、横目地を生かして揺れを吸収するように決まってから我が家が最初だったそうで、それで失敗したようです)
石板を全部貼り付けた後で石板の周りにセメントの目地をする事になってるので試しに一部を仕上げて貰いました。
仕上がりはこの様な具合になるんですが・・・一番下が幅が広い板だから「締まりがない」感じがします。
言う通りにしてくれていたら・・・地震の揺れも吸収できたし、下の裾も締まりがあったと思うから・・・諦めきれません。
しかし石板を剥がした場所を丁寧に見ると・・・下地の板が随分傷んでいます。
酷い所では板が割れてしまってる。
シリコンボンドで貼るから今のダメージだけなら水漏れは無いと思うけど、全部の石板を外してたら下地の板のダメージも相当に大きくなって建物自体が強度的に心配です。
もしも石板を全部剥がすなら下地の板も交換しないと強度的に耐えられないと思うのです。
しかし下地の板を交換するとなると・・・外さなければならないものがどんどん増えてしまって建て直しする位時間が掛かりそうだしまともな家に仕上がるとは思えません。
そんな傷だらけの家に住みたくありません。
本当に何度思っても残念で悔しくて・・・泣きたい程です。
営業マン氏と監督が一生懸命してくれてるからこの家の一番大事な顔とも言うべき石貼り部で私が「泣きながら辛抱する」しか無いのでしょうか??
美由紀は「石や貼るからでえ」となんとも言えない返事しか返って来ません。(いまだに一度も中に入ってみようともしない位興味なしです。でも出来上がって具合が悪いとどれだけ文句を言うか・・・)
そうかも知れんけど・・・そうでなかったら今回家は建てて無かったでしょう。