前回の「おくりびと」上映会特集はこちら。
港座復活祭第四回は強力なラインナップを用意しました。上映スケジュールは以下のようになっています。劇場でしか味わえない醍醐味を、ぜひ感じてください。
9月25日(金)
13:00 「東京物語」(2時間16分)
16:00 「シェーン」(1時間58分)
19:00 「麗しのサブリナ」(1時間53分)
9月26日(土)
13:00 「風と共に去りぬ」(3時間32分)
19:00 「初恋のきた道」(1時間29分)
それでは作品ごとに解説を。
◆「風と共に去りぬ」(1939 MGM)
製作:デビッド・O・セルズニック
監督:ビクター・フレミング
音楽:マックス・スタイナー
原作:マーガレット・ミッチェル
出演:ヴィヴィアン・リー クラーク・ゲーブル レスリー・ハワード オリヴィア・デ・ハビランド
「ゴッドファーザー」「JAWS」「E.T.」そして「タイタニック」と、歴代興行記録を更新!と騒がれた映画は数多くあります。しかし貨幣価値や観客動員数を考えれば「風と共に去りぬ」が“世界でもっともヒットした映画”であることはまちがいありません。そのせいもあってGone With The Wind(GWTWと一般には略されています)には数々の伝説が。
・初公開以来、GWTWは地球上のどこかで必ず上映されている。
・レット・バトラー(ゲーブル)が好きか、アシュレイ(ハワード)が好きかで女性の性格がわかる。
・尺が長いため、気温や湿度などの影響で分単位で上映時間が変動する。
……などなど。ビデオやDVDの登場によって、この偉大な作品もテレビ画面で楽しむ時代になっています。しかしアトランタの炎上シーンをはじめ、「風と共に去りぬ」はまぎれもなく劇場で体験すべき作品でしょう。09年9月26日、GWTWは極東の島国、日本の港町酒田で上映されます。
※この作品の上映が決まって以来、女性たちに「『風と共に去りぬ』好き?」と質問しまくり。答は「好きにきまってる」か「読んでないし観てない」でした(笑)。
男としては、どうにも納得できないストーリーなんだけれど(あ、男たちは例外なくスカーレットよりもメラニーの方が好きです)、圧倒的な人気を考えると、やはり何かがあるんでしょう。
わたしのような中年男でも劇場で観た経験はなくて、水曜ロードショーでの栗原小巻&近藤洋介の吹替版が唯一のGWTW経験。港座で、わたしも本気で観てみよう。長尺なので、むしろ上映は楽ですし。
港座オフィシャルブログはこちら↓
http://minatoza.exblog.jp/
次回は「東京物語」。