「海の男と呼んでくれ」はこちら。
爆睡して、翌朝はひとり観光チャリンコ(無料)を借りて島をちょっと散策。港近くのウミネコの繁殖地に向かう。
どわ。すげー傾斜。基本的に飛島には平地はほとんどなく、海岸からいきなり山が生えている印象。だから逆に津波の場合は安心なのだそうだ。で、ひーこら言いながら山に登り、港のそばに浮かぶ百合島をながめる。
数万羽もいるはずのウミネコだけど、そんなに数が多い印象はない。でもね、旅館でもそうだけど、ずーーーーーっとウミネコの声が聞こえるって状況にはなかなか慣れない。
仕事がらみで携帯の話をしておくと、飛島のケータイ事情はやはりちょっとしんどいみたい。むかしはソフトバンクがまったくダメで、auがいいとかdocomoしかダメだの言われていたものだけど、少なくとも今この3社は使えることになっている。
でも、やっぱりバリサン(死語)にはほど遠いのだそうで、特に法木という地区はかなりきつい。
勝浦、中村、法木の三地区は、船頭さんの解説によればそれぞれ
「島にやってきた時期が違うんだな」
ということだった。しかも漁場もきっちり区分けされているのだとか。なんか、いろいろあったみたいです。
次回は「賽の河原」