「ウミネコの島」はこちら。
イカ釣り船体験でますます自信を深めたわたし(海の男です)は、島の最後に引率のどちらも乗り気ではなかった“賽の河原”にも行こうと主張。船長さんもここにだけは行け、と言っていたしね。
この賽の河原は、縁起でもない名前でお分かりのようになかなか大変な海岸で、港近くの海水浴場からだいぶ奥に行かなければならなかったのだ。言い出しっぺのわたしが「半分来た?」と何度も言わなければならなかったぐらい。子どもか。
海岸にたくさんの石が寄せ集まっており、訪れた人たちが少しずつ積んでいる。やんちゃ出して石を持ち帰ることは厳禁。ある人物がそぉーっと持ち帰ったら、ネイティブのおばあちゃんに「頼むさげ返して来てくれ」と懇願されたそうだ。おそるべし賽の河原。
おそらくは飛島の最深部である神社(あまりにもお参りするにはきついロケーションなので、各地区に神社がそれぞれ建てられることになったんですって。さもありなん)にお参りし、遠くを航行するフェリーを眺め、なんとかかんとか飛島の一泊二日完遂。
帰りの定期船では余裕こいてiPodで落語を聴きながらウトウト。ああ本当に来てよかった。でもね、帰ってから魚の消費量は思い切り減りました。なんか、潮風ってものを一生分味わったような気がして(^^;)
画像は飛島づくしのごちそう。申し訳ないけどわたしはトビウオのお刺身はちょっと苦手でした。どこが海の男だよ。
【飛島1泊2日・おしまい】