2011年7月号「チャリ通のルール2」はこちら。
まず、下の表をご覧ください。
※例によってExcelデータをネットにのっけるのはめんどくさいのでカット。
これは本校の電気使用量の推移をしめしたものです(単位はkWh)。前年度に比較して、驚くほど低下していることが読みとれます。もちろんその原因として、震災を背景にした節電意識の高揚(と実践)があることは確実ですが、もうひとつ大きな要因があります。
7月分の市内全小学校の前年度比平均がマイナス13.9%。山形県の節電社会実験の結果も似た数値だったことを考えると、“絞る”節電はこのあたりが限度に近いのかもしれません。
しかし本校の結果は大幅に上回ってマイナス40%。いかに大きいか。
はっきり申し上げると、実はA校・B校・C校の学区内小学校よりも本校の使用量は(見かけ上)少ないのです。同様に、D中・E中・G中などがズドンと下がっていることを考えれば、これはもう昨年度設置された太陽光発電が威力を発揮したのは確実です。冷房需要が大きくなるのと比例して、発電量も大きくなるメリットも実証。
設置コストを考えれば、無邪気に太陽光発電バンザイと言いづらいところもあります。しかし、屋上にある“あれ”が、ちゃんと働いていることだけは認めてやってください。
※本校、って言い方がどうにも気持ち悪いですけど、他に形容しようがないので使ってます。よろしく。
※画像は原作は1冊目でギブアップしたハリポタ。映画の方は最終作が最高の出来だった「死の秘宝PART2」。妻が気にしていたのは「ヴォルデモートの鼻はメイクなのかしら」だった。CGじゃないとすれば、演じたレイフ・ファインズはよほど肺活量があるとしか。
2011年9月号~「で、子ども手当はどうなるのか」につづく。