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さあ、今回から実際に退職した事務職員読者の経験談でいきます。なるほどなーと思うことばっかりだった。
私も職業上、健康保険掛金について、ケースバイケースでいろいろ試算してあげました。でも、退職者はあまり関心がなく、どうでも良いことなのか?と不安に思いつつ。先生方には今の現金価値で判断するという短絡的な発想の方がありかも。
もちろん、都度都度、共済事務を説明してきましたが、現実に自分の身にならないと無関心?今、急にたくさんの知識をつめこまされ、選択をしなければならないということは大変なんでしょう。
私の場合は1年間「任継」2年目夫と一緒に「国保」「退職互助加入」(退職時、夫は無職で国保加入 7歳年上)まあ、健康保険についてはこれでよかったのかなと思います。
「退職互助」について
私の退職する頃は退職互助部に加入しない教職員も結構いました。理由は「掛金金額で医療費を自己管理する」ということでした。
わたしは、互助精神(笑)と万一大病の備えのようなもので加入しましたが、金銭的にはどうなのかな?といったところです。この7年間で、人間ドック5万円、医療費請求の給付金は約5万円くらい。宿泊補助金は2万、計12万くらい。75歳で医療費請求は終わります。
掛金は約87万円。給付金が少ないということは健康なのでありがたいことですが、最初の頃はたまに迷いも出ました。もとがとれるのかなと。(笑)
この医療費請求って、1医療機関1ヶ月(2千円以上の医療費から2千円+端数を控除)というきまりがあるので、医薬分業の時代にはなかなか請求が出来ない。私の場合はだいたい3千円以下でほとんど治ってしまう。(笑)薬は薬局だし。
まあ、健康であることに感謝と、退職互助部の総会に出ると元気な元教職員に会えるのも楽しい(笑)。旅行もあるようですが参加したことはない。補助金あり。
……ほーらお勉強になるでしょう?まだまだ続くよっ。以下次号。
本日の一冊は「じゃ、やってみれば」阿部秀司著。
映像製作会社であるROBOTについて興味があったので図書館で借りてみる。一発勝負をかけたのが岩井俊二の「Love Letter」だった幸運や、山崎貴の才能を掘り出した慧眼など、確かに面白い社史ではある。
ただねー、これが意外なほどにビジネス書でもあって、世のサラリーマンたちは本当にこんなお説教をお金を出して読んでいるのかしら。わたしなどには想像もつかないほどのお勉強家なんだなあみんな。やれやれ。
じゃ、やってみれば “感動という商品”を創り続ける男の言葉36 価格:¥ 1,575(税込) 発売日:2012-01-19 |