第九話「官兵衛試される」はこちら。
ということで今回は別にモンゴル人が攻めてくるわけではありません。前回のように飲みがあったけれどもちゃんと起きてました。で、視聴率は15.4%と微減。ふーん。裏番組の作家が、なんで?と思うぐらいに日テレ絶好調のあおりをくらっているみたい。
で、モンゴル人じゃなくて広島県人が大挙して兵庫県に攻めてきたわけだ。これって仁義なき戦いの逆方向?
この絶体絶命の危機を、官兵衛は奇策を用いてしのぐ。奇策ではあるけれども、領民から信頼されていなければ成立しない作戦なので、大河ドラマの主人公として合格か。
毛利と本願寺が示し合わせた作戦であることは明確。だから門徒は官兵衛の下では生きづらいはず……
前回、侍女たちがクローズアップされ、彼女たちが門徒衆であるために小寺家から離反しているくだりがねちっこく描かれていたのは伏線だったわけだ。で、妙にみんな綺麗だし、妙に宇宙人っぽい女性(福島リラ)が気になっていたの。どうやらそのあたりが善助とのラブコメに発展するようだ。
「まあ、門徒さんは(当時の)新興宗教だからなあ」
「こほん」
すいません、うちの奥さんちは浄土真宗でした(笑)。お線香を折る宗派ね。にしても、こういう名も無き人たちがきちんと描かれるのはいいと思う。別に宇宙人好きというわけではありませんが。
今回はすっきりとした出来で、秀吉の浮気を信長を使ってたしなめようという秀吉夫人(黒木瞳)の遠謀が視聴者にうけるだろうから16%台復帰かと。