2017年6月期末勤勉手当号「空白の一日」はこちら。
もうお気づきのことと思いますが、印刷室で新しいコピー機がおすまししています。リース契約更新のたびに近ごろは
・R社(イケイケの経営方針が裏目に出て青息吐息)から
・KM社(前身は阿川泰子のCMでおなじみのM田工業。来月酒田で公演されるこまつ座の「イヌの仇討ち」に出演しているM田和代のお父さんが元社長で、放漫経営でつぶしてしまい、K社に吸収されました)に移り、そして今回から
・C社(正式な社名はこうです。ヤは小文字ではありません)へと変遷。商品名は
「Image RUNNER ADVANCE 6565」
です。よろしく。製品番号末尾の65は、一分間に排出される枚数を示しています。これまでよりもだいぶ速い。
というか、実は本校だけはこれまで、他の学校と違うコピー機を使っていたのを知っていましたか。4年前の更新時に、他の学校に入った高速機をキャンセルし、中速でもいいから2台置いてもらうという選択をしたようです。わたしも赴任したときに
「なんでこの学校には事務室にもコピー機があるんだっ!うれしいぞ」
と驚いたものでした。
だからスピードの違いをいちばん感じることができるのはうちの学校のはず。両面コピーをとるとき、「ワンパス」という両面同時に原稿を読み取る機能にも驚くかも。原稿を送るときに上と下の両方に読み取る面があるので、もういちいち
「ごにょ~」
と元に戻ったりすることはありません。他にも
・色つき原稿をスキャンして、そのままカラーデータとしてPDFやPOWER POINT形式で保存できる。
・立ち上がりが速い。
・手差し印刷にフリーサイズが設定され、どんなサイズにも対応できる。
・画質がいい。特にUSBをつっこんでPDFをそのままプリントアウトするとびっくり。
……などのメリットがあります。まあものごとにはなんでも裏はあるもので
・手差し印刷のときの、原稿の向きが今までと逆
など、きっとみなさんがいらついてしまうことも多々あるでしょう。紙がジャムったときに、どこに引っかかっているか見つけ出すという、これまでのスキルを放棄しなければならないことも。
だからといってこの機械に当たるのはやめてくださいね。正直にいいます。この機械、定価は
2,800,000円(税別)
なのです。きっと値段に見合って気位も高そうだし、なにより事務室のコピー機を犠牲にして導入されたという事実をお忘れなく(泣)。
画像は「パイレーツ・オブ・カリビアン/最後の海賊」Dead Men Tell No Tales
エンドタイトルはちゃんと最後まで観なくてはダメ。さっぱり気づかなかったけれども、誰でも知っている超大物ミュージシャン(ヒント:左利きです)が特別出演しているのが判明。
ま、ストーンズのキース・リチャーズがジョニデの父親というとんでもない設定のシリーズだからなんでもあり。にしてもびっくりしたなあ。
2017年8月号PART1「印刷室の彼女」につづく。