事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

うまい店ピンポイント 普通の秋 きよ、馬場、とみ将

2019-10-29 | 食・レシピ

貧乏なのか金持ちなのか篇はこちら

普通の秋。ひたすら休日は庄内柿を収穫しています。いつ終わるんだろう……あ、気づけばもう2コンテナぐらいかな。

その合間をぬっておいしい店に突入しております。まずは馬場。

いろんなところに庄内柿を宅急便で送る。いつも大宮のクロネコヤマトの営業所です。妻と

「どこにする?」

ここまでくれば馬場でしょ。意外にすいてました。この日は今上の即位の日。わたしは彼と同じ年の同じ月の生まれなのでシンパシーを感じております。

つづいては初めて行った「きよ」。むかしの同僚からここがおいしいことは聞かされていたの。妻は行ったことがあるとか。

こんなに立派なお店だったとは。そしてこんなにおいしいとはっ。

最後はとみ将。なにも言いますまい。妻と会話すら交わさずひたすら食べてました。おいしいよー。普通の秋。普通であることがうれしいっす。

 「富重2019年秋篇」につづく

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日本の警察 その109「百舌落とし」 逢坂剛著 集英社

2019-10-29 | 日本の警察

その108「福家警部補の考察」はこちら

腰巻きによれば、33年間に渡って続いてきた百舌シリーズの完結編だとか。そうかあ、逢坂さんはいろんなシリーズの幕引きを図っているみたい。娯楽小説家としての矜持なのかな。

このシリーズの白眉はもちろん「百舌の叫ぶ夜」。初めて読んだときの衝撃は忘れられない。というか今でも逢坂さんの最高傑作はあれだと思う。

えーと、ネタバレになるのでつらいところだけど、ドラマ「MOZU」で西島秀俊が演じた倉木がああいうことになって、えーと真木よう子が演じた美希と香川照之演じた大杉が……えーいとにかくこのシリーズはあれを読まないことには始まりません!

そして、公安というものの在り方を世間に広めたのもこのシリーズの貢献。つき合いづらい人たちだけど、悪人だらけというわけでもありません。善人だけというわけでももちろんないけれど。

その110「我らが少女A」につづく

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