春休みなんでもあり祭り最終回「伊豆菊のカツ丼篇」はこちら。
長かったなあ春休み。あ、正確には休業。めでたく学校は再開され、少し遅れて給食も再開。
わたし、学校給食っていいなあと再認識したのは、自分で量を調整できることです(笑)
好きなものをいっぱい盛ることができる?違うって。わたしぐらいの年令になると、これくらいでいいよなと。
若い頃、調理のお姉さんたち(いま思えば美人ぞろいだった)に呼ばれて、カレーライスを調理室でまず食べ、それからもう一回本番で食べてたおれってなに?
あれから幾星霜。やれやれ。
さあなぜ平日に米沢屋で食べてるかというと、技能士たちがものすごく忙しそうだったから
「じゃ、外勤はおれが行こうかな?」
給食はコッペパンとチキンカツ。ふ、スルーしよう。
「パンはうちに持って帰ればいいじゃないですか」
欠席児童かよ。肝油も忘れずにね(わからない人は年配者に訊いてみよう)。
市役所に寄ってそのままチャリで米沢屋。もちろん、酒田名物後がけソースの名店。
わたしのあとに常連らしいおばさんが来店。
「いづもの!」いつもの、って意味ね。
「どうだあ景気は」
「あの10万円来た?」
「親知らず抜ぐなわの」(親知らずを抜くのはね)
おばさんマイペース(笑)。速射砲のようにしゃべる。
お店の人はしみじみと
「うちみたいな常連の人がいつもの時間帯で来るパターンだとまだいいけど、夜のお店のほうはねえ」
そういうお店だったわけだ。さーすが米沢屋。
またしてもラーメン哲篇につづく。