気弱な中学の非常勤講師、七海(黒木華)。彼女はSNSで男性と知り合い、あっさりとベッドをともにし、あっさりと結婚を決める。男は教員で、母親(原日出子)と“親密”。結婚式に向けて準備が始まるが……
こういうタイトルなのだから、この結婚に至る過程のお話なのかと誰だって予想する。確かにふたりの関係は危うい。実は七海の両親は離婚しており(母親役の毬谷友子がぶっこわれていておかしい)、親戚も少ないことから、うさんくさい役者くずれ、安室(綾野剛)の紹介でエキストラをやとってその場をしのぐ。
この、披露宴が(わたしにとっては)拷問。流れが妙に達者なため、逆に居心地が悪い。うわあおれはよくこんなイベントをこなしたよな。
ということで、ここまでで見るのやめようかと思いました。マジ。
ところが、ここから話は急展開する。七海の夫が自分の妻と浮気をしていると主張する男が登場し、その男に襲われそうになったところを安室に助けられ……これらの動きの、どこからどこまでが誰によって仕組まれたものなのかで観客はとまどい、そしてヒロインがどん底に落ちるのは誰の意図だったのかが次第に明らかになる。ちょっと、面白くなってきました。
結論としては、ここまではすべて前ふりだ。
あまりに気弱なためにイライラさせられる七海が、真白(ましろ)という女性と知り合い、真の意味での花嫁となるまでがすばらしい。真白を演じたのはCocco。こんなすごい演技ができる人だったのかっ。ふたりがウェディングドレスを着てからむシーンはため息がでるほど美しい。岩井俊二が本当に撮りたかったのはここだろう。SNSや結婚式出席代行業などにコーティングされているが、本気は真白という名前にこめられた思いだ。
天使(黒木)と悪魔(綾野)のせめぎ合いの果てに、弱っちい天使を何者も汚すことができなかったというエンディングもすばらしい。序盤のたるさにめげないで見てね。後半は素敵だから。にしても、東映の番線にこんなタイプの作品がのるなんて。
合鹿製紙 五色鶴の花子ちゃん
卒業式の準備で、やたらに消費するのは五色鶴。お花紙ね。そしてその五色鶴用に、とんでもない道具があるのを知ってましたか?
あっと言う間に紙を折りたたむ、その名も花子ちゃん。読者に訊いてみたら
>花子ちゃんは、ずいぶん以前からあるんじゃないですか?
>花子ちゃんは、私の育休代の方が購入してくれてました。
>花子ちゃん。幼稚園ではマストなアイテムです。小学校でももちろん使っています。(我が校には2台あります。)
……そうだったのかあ。そしてなによりショックだったのは
>ところで、今や100均では折られた状態でお花紙が売られています。クオリティの高い花が誰でも作れるのです。
……どわっ。日本人の大いなる発明をもってしても、百均に負けちゃうかもしれないとは。うーん。
にしても、わたしはこの業界にいるから
・五色鶴
・ピンキングばさみ
・奉書紙
なんて存在を身近に感じているけれど、これに
・花子ちゃん
も加わったな。
2017年2月号「魔が差した」はこちら。
……(戦う交通安全!)というのは、戦隊シリーズで最低の視聴率を記録してしまった「激走戦隊カーレンジャー」の爆笑のフレーズですが、この時期は確かに、戦いでもしなければ交通安全は確保できないかもしれません。というのも、1年のなかで、わたしたちドライバーがいつも以上に慎重になるべき時期は以下の三つ。
①春と秋の交通安全運動期間
②月末
③年度末
交通安全運動期間中は文句なし。テントをはり、のぼりを立て、警察の威信にかけて違反の摘発に血道をあげています。それでは月末や年度末はなぜ?
答は「ノルマ」と「歳入確保」。
あまり大きな声ではいえませんが、警察というのはとにかく上下関係が厳しく、上の言うことには絶対服従の傾向があります。そして警察署長たちは“他の署に負けないように”取締り件数の目標をかかげて署員にハッパをかける。で、署長の言うことは絶対だから署員は渋々出かけることになるというわけ。しかもこの目標は月ごとに
「駐車違反○件」
「速度違反○件」
「信号無視○件」
と、違反の種類ごとに定められているとか。未達となれば翌月に上乗せされる署もあるというからおそろしい。こうなると月末や年度末があぶない理由はわかりますね。ノルマ、という表現を使わなくても、警察においては「目標」すなわちノルマなのでしょう。
もうひとつ「歳入確保」はこんな理屈。違反者が納めた反則金は、まず歳入として警察庁に集められます。そこから総務省にわたり、地方交付金として各自治体へ。自治体はその交付金で標識や信号機、カーブミラーなどを整備するルートになっています。そして、この歳入はおそろしく細かく予算化されているそう。
それだけでなく、前年度の取締り実績が翌年度の警察予算確保のための実績として評価される仕組み。こりゃ、意地でも“歳入予定どおりに”違反を取り締まらなければならないわけです。しかも、標識などを整備する会社が警察OBの天下りとなると……
おわかりですか、交通安全は戦闘行為なのです。今年の春の交通安全県民運動は4月6日(木)から4月15日(土)まで。必勝を祈る。
画像は「ミス・ペレグリンと奇妙なこどもたち」
主演:エヴァ・グリーン、ジュディ・デンチ
この忙しいのに映画なんか見てる場合じゃない。でも監督は大好きなティム・バートンだしもうすぐ上映は終わっちゃうし……我慢できずに行ってしまいました。久しぶりに彼の本領発揮なひねくれ具合。全然子ども向けの映画になってないのも頼もしい。満足。
しかも、窓口で互助会の補助券を使ったのでほぼ無料。何を言いたいかおわかりですね。山形県教職員互助会員の補助券有効期限は3月31日。「今年も使えなかったー!」という人がよくいますが、無駄にするくらいなら映画館に行け。
2017年4月号「扶養手当」につづく。
PART6はこちら。
「(小学校の)目の前に自宅を購入した人もいる。ぜひ認可を」
「設置が許可されないことがあったら、どうしてこの小学校に行けないのか、子どもの前で説明していただきたい」
……森友学園が開校をめざしていた小学校に入学させる予定の保護者が大阪府に対して(朝日新聞より)。
少なからず驚き、いやいや普通のことなのかなと思う。ことここに至っても、森友学園の小学校に子どもを行かせたい親はいるのだ。
さまざまな報道の中で、突出して異様だったのは理事長の奥さんだ。今月9日に行われた大阪府教育庁による実地調査において、私学課の職員に
「マスコミに資料を出しているのはお前だろう」
と詰め寄り、顔を撮影しようとしたため(のちにブログにアップする目的だろうと推察された)、この実地調査は中止されている。
実力行使である。
他にも彼女に関連した異常な行動は多数語られているが、どれひとつとってもそのファナティックさは際立っている。ために多くの退園者が出たのはお伝えしたとおりだが、それでもまだ志望者はいるのだ。さすが、カルトかなと失礼ながら考える。
小学校の開校はひとまず見送られた。しかしもしも開校していたとして、定数を大幅に下回る状況で、はたして事業を続けていけたのか。
そしてこれだけは言っておきたい。どうしてそんなに小学校をやりたいんですか、と。
ありもしない推薦枠でPRし、土地は政治家と役人を使ってダンピング、そして違う金額の契約書がいくつも出てくるなど、要するに籠池夫妻は法律や条例などどうでもいいからとにかく学校を開きたかったのだ。自らが信じる教育をやりたいから?いやいや、わたしはこんなときにぴったりな言葉を知っている。
布教。
本日の1冊は「新編 われわれはなぜ映画館にいるのか」小林信彦著。われわれにとってこの本が教科書であることは確かです。新たに加わった芝山幹郎氏との「仁義なき戦い」をめぐる対談は必読。
今月の名言2017年4月号PART3「嘘」につづく。
PART5はこちら。
話をちょっともどして3月2日の、羽鳥が司会をやっているワイドショーのことを。ほぼ時間いっぱい森友学園の特集。コメンテーターはテレ朝の記者と高木美保(この人は冷静ですねえ!)。そして、政治記者歴数十年というふれこみの田崎なる人物。
共産党の小池書記局長が、ある自民党議員(まだ鴻池の名は国会に出ていなかった)に森友学園の籠池理事長夫妻がコンタクトをとったのではないか、という件がメイン。
小池参院議員の質問がいかに破壊力を持っていたかは、閣僚たちが虚勢もあって薄笑いをうかべ、小池氏に一喝されていたことでもわかる。勘所をついたのだ。
結果として鴻池元防災相が逆ギレしたような会見を開いたことで、この接触が事実だったことが証明された。
この質問への田崎氏のコメントはとても奇妙なものだった。彼の論旨はこうだ。
・議員に都合の悪い来客についての記録を、議員事務所が残しておくはずがない。
・残していたとしても、その記録が日本共産党に渡ることはありえない。
つまり2日朝の段階では仮定の話にすぎないのだから、これ以上この話を掘り下げても仕方がないというのだ。
あれま、と思いました。これまでも彼は政権寄りの発言をいろいろな番組で繰り返していたらしいので、まあそういう人なのだろうとは思ったが、それにしても。
おかげでテレ朝の記者とは険悪なやりとりになったし、むしろ高木美保の冷静さが際立つ展開になった。にしても、だ。これだけ露骨に政権のためならどんな理屈も持ち出して見せる“コメンテーター”が各局に登場していること自体、どうにも薄ら寒いものを感じる。
現政権は批判的な番組それ自体を批判する手法をとってきたので、こういう御用評論家が重宝されるのだろう。森友学園の事件はそんな惨状もまた、教えてくれたのだ。ありがたい話である。それにしたってもうちょっと上質な人物はいなかったのかなあ。以下次号。
PART4はこちら。
仕事もがんばったし、今日はわたしのフランチャイズで一杯やろう、と職場近くの居酒屋へ。カウンターに座ってテレビを見上げると、ちょうど森友学園の理事長が会見するという。おお、すばらしいタイミング。
不機嫌そうに会見に臨んだ彼は、いつものように自説を開陳した。会場が、ホームグラウンドの塚本幼稚園であるあたり、“謝罪”会見でなど毛頭なかった。要旨は以下の通り。
・土砂の搬出が遅れたのは報道のせい
・なかでも朝日新聞と、産経(近親憎悪ですか)の報道が突出していた
・この問題の情報が漏れたのは、自治労などの労働組合がやった
・おかげで寄付金が集まりにくくなった
・安倍首相夫妻をはじめ、口利きの事実はない
・首相と面会したこともない
・(開校に)ふたたびチャレンジする
……ご意見を拝聴し、感銘を受けた。ここまで何でも他人のせいにできるのか。でも報道陣からの質問にどれだけ耐えられるのだろう、と芋焼酎を飲んで待ち受けているとニュース速報。首相が自衛隊を南スーダンのPKO活動から撤退させると。
このタイミングで表明?
偶然だと考える人は多くないはず。こんな露骨なことまでして理事長のライブから世間の目をそらしたいのか。
わたしはひねくれ者なので、逆にこの奇矯な人物に言いたい放題をやられてはよほど困る事情でもあるのかと勘ぐってしまう。
「ネットではさ、別の名前も出てるんだ」
カウンターのとなりにすわった客が、ある人物のことを。なるほど、鴻池は彼の腹心だし、財務局とはどこの部局かを考えれば……
ああ今回もコメンテーターの話にならなかった。以下次号。
本日の1冊は高橋源一郎「ぼくらの民主主義なんだぜ」(朝日新書)
この、民主主義の真逆にあることが典型的な事件を、高橋はどう見ているだろう。
第9回「桶狭間に死す」はこちら。
前回の視聴率は14.0%とめずらしくどんぴしゃ。本日は勤務日で監査もあったので(監査のあった日は学校事務職員は酒を飲むことになっています。わたしだけのルールですが)飲み屋に直行。あ、大河がある日だ。まあ飲み屋で見ればいいか。
職場を出がけに気むずかしいベテラン社会科教師と会ったので
「お先っす。今日は大河見なきゃ」
とあいさつしたら
「どうなんだ今年の大河は。」
一応は気にしている様子。
「去年が面白すぎたからね(笑)」
さあ直虎はどうでしょう。芋焼酎を飲みながらなので登場人物の関係を酔った頭で考えつつ。えーと政次(高橋一生)は弟の嫁(山口紗弥加)の関係でその父親(でんでん)を殺したってことだよな。でんでんの娘が直親(三浦春馬)の嫁(貫地谷しほり)で、山口紗弥加の姉だから……とにかく入り組んでいるってことだ。
もちろん政次になんらかの制裁が下されようとするけれども、さすがガリレオの若きころを演じた春馬のことなので、政次の正当防衛を立証してお咎めなし。まあ、ありえない話です。だからなのか政次は直親に生まれた息子(のちの井伊直政)に、父親が増やした領地をすべて返納するという挙に出る。どこまでもクレバー。
例によって、幼なじみにとっての魚民みたいな井戸に直親と政次は集まり「おれだってそうする」というセリフは現代劇らしくてわたしはいいと思う。問題は、以降の家康と築山殿のエピソードのほうがよほど面白いということなのだが。
実はなにもしていないヒロイン、というのは確かだけれど(「あの気性で命乞いなどできるのか」という政次のセリフには笑った)、柴咲コウもガリレオの人なのでそのあたりは気になりませんでした。やっぱり酔ってるからかな。
今回の視聴率は少し下降して13%台と読みました。それからこれだけは言いたい。山口紗弥加って、どうしてもっとブレイクしないんだろう。魅力的な女優だと思うけどなあ。坊主たちが光った回でもありました。
第11回「さらば愛しき人よ」につづく。
五社英雄につづいては村川透。「映画監督 村川透 和製ハードボイルドを作った男」はむちゃくちゃに面白い本だった。映画秘宝系のライターが、村川の地元村山市などで徹底した取材を行っている。
まず、村川家というのがとんでもない旧家だったのが意外。お兄さんの村川千秋(山形交響楽団の設立者)が音楽畑の人なのだから、裕福なのだろうとは思ったけれど。
福島大学を卒業して日活に入社。なんと営業部配属。とても優秀な劇場支配人だったとか。しかし退社してまた日活に今度は監督志望として入社。よく考えるとこのあたりでちょっと変わった人なのがわかる。
彼のデビュー作はロマンポルノの「白い指の戯れ」。脚本が神代辰巳で撮影が姫田眞佐久という、新人監督としてはめぐまれたスタート。
スリのお話なんだけど、主演の荒木一郎はマジックが趣味で、そのせいかすぐにピックポケットを習得したとか。女優はこれも新人の伊佐山ひろ子。どちらもクールに見えたけれども、実は伊佐山はかなり悩んだりもしたようだ(だから村山の実家にしばらく滞在させたのだとか。さすが旧家)。
そしてこの作品がキネ旬ベストテンに入ったことで順風満帆の……というわけでもなかった。以降はヒット作もつくれず、田舎に引っ込んでいたときにテレビに誘われる。あの倉本聡がメインライターだった日テレ「大都会」だ。
村川がそこで会ったのが松田優作。PART1で優作が演じたのは、サングラスを最後の最後に外すと……な殺人者役だったけど、あれが村川演出だったのか。
それがきっかけで「最も危険な遊戯」「殺人遊戯」「処刑遊戯」の遊戯シリーズが出来上がる。和製ハードボイルドがこうしてつくられたわけだ。そして柴田恭兵を発掘して「あぶない刑事」でブレイクさせる。
おそらく彼の最高作は「野獣死すべし」になるだろうが、そのスタイリッシュさからは想像もつかないほど、村川は段取りの人らしい。ふむ。そのあたりはいかにも北村山っぽいぞ。よくわかんないけど。
なんと村西とおる篇につづく。
ふたりの映画監督の評伝を読む。どちらも巨匠でなど絶対にないが、しかし全盛期には日本映画界を席巻したふたりだ。
まずは「鬼才・五社英雄の生涯」。若き映画史研究家、春日太一が五社の娘(週刊誌の記者をしている)からアプローチされ、毀誉褒貶の激しかった彼の足跡をたどっている。
まず、この人はひたすら無茶だ。フジテレビで「三匹の侍」を大ヒットさせ、映画界に進出。「御用金」で三船敏郎と仲代達矢がケンカして三船が降板する(黒澤明の悪口を三船が言ったので仲代が怒ったらしい)トラブルがありつつ、松竹で「雲霧仁左衛門」など、時代劇大作を連発。ところが銃刀法違反で逮捕され、全身に刺青を彫り、すべてを失った彼の復帰作が「鬼龍院花子の生涯」で……と波乱万丈。
しかしこの書で語られないことの方がわたしは重要だと思った。
彼は生涯にわたってテレビ出身の監督であることにコンプレックスを持っていたとおぼしい。はっきりとは書かれないけれども、黒澤明を壮絶に意識していたこともうかがえる。評論家たちからはほとんど無視され(キネ旬ベストテンに彼の作品がランクインしたことは一度もない)、だからこそむき出しの娯楽志向をさらに強めた。
心の奥では怒りや怯えが交錯していたはず。盟友の丹波哲郎が語っていたように、自殺衝動と常に闘っていたのだろう。
この本の成り立ちから、家庭や女性関係があまり描かれないのは仕方がない。奥さんが大借金をこしらえて出奔した事情や、松尾嘉代との関係は実はどうだったのかなど、知りたいことはたくさんあったのだが。こちらは、いずれ別の人が描いてくれるのを期待するしかないかな。
村川透篇につづく。
PART3はこちら。
国有地払い下げが不透明であるとのことで、この学園の異常さは明るみに出た。ということは、逆に言うとこの話がなかったら(数々の政治家や行政から便宜をはかってもらって)4月から小学校が開校していたということだ。
幼稚園でこの始末。6年間におよぶ小学校課程でどのような教育を行うつもりだったのだろう。
・特別活動が異様に多い
・人件費の割合が小さい
・小学校経験者の職員が少ない
・収支の見込みがずさんすぎる
……計画らしいので、まともな学校運営ができたはずはない。
実はこの学園の国粋教育の異様さは、すでにネットでは評判になっていた。でもマスコミはほぼ黙殺。さすがに現在は各社が報道合戦をくりひろげて……というわけでもない。うちは朝日新聞をとっているので、日々事件の様子を読むことができる。毎日も同様。ところが、読売新聞の扱いは格段に小さい。それどころか
「共産党に追及の主導権を奪われた民進党は……」
という具合に、いつもの民進いじめの道具に使っている程度。
そうなのだ。保守系マスコミはこの事件の扱いにどうやら苦慮している(週刊誌は、右でも左でもとにかくスキャンダルが大好きだからいずれにしても大騒ぎ)。現首相が初めて見舞われた大きなスキャンダルであるにもかかわらず。
同様のことが、テレビでも行われていた。バード羽鳥が司会するワイドショー。あ、ようやく予告したコメンテーターの登場だ。以下次号。
本日の1冊は横関大「ルパンの娘」。泥棒を家業にする娘と警察一家の息子の恋愛。こういうほのぼのミステリがわたしは好きで好きで。