事務職員へのこの1冊

市町村立小中学校事務職員のたえまない日常~ちょっとは仕事しろ。

おんな城主直虎 第10回 走れ竜宮小僧

2017-03-12 | 大河ドラマ

第9回「桶狭間に死す」はこちら

前回の視聴率は14.0%とめずらしくどんぴしゃ。本日は勤務日で監査もあったので(監査のあった日は学校事務職員は酒を飲むことになっています。わたしだけのルールですが)飲み屋に直行。あ、大河がある日だ。まあ飲み屋で見ればいいか。

職場を出がけに気むずかしいベテラン社会科教師と会ったので

「お先っす。今日は大河見なきゃ」

とあいさつしたら

「どうなんだ今年の大河は。」

一応は気にしている様子。

「去年が面白すぎたからね(笑)」

さあ直虎はどうでしょう。芋焼酎を飲みながらなので登場人物の関係を酔った頭で考えつつ。えーと政次(高橋一生)は弟の嫁(山口紗弥加)の関係でその父親(でんでん)を殺したってことだよな。でんでんの娘が直親(三浦春馬)の嫁(貫地谷しほり)で、山口紗弥加の姉だから……とにかく入り組んでいるってことだ。

もちろん政次になんらかの制裁が下されようとするけれども、さすがガリレオの若きころを演じた春馬のことなので、政次の正当防衛を立証してお咎めなし。まあ、ありえない話です。だからなのか政次は直親に生まれた息子(のちの井伊直政)に、父親が増やした領地をすべて返納するという挙に出る。どこまでもクレバー。

例によって、幼なじみにとっての魚民みたいな井戸に直親と政次は集まり「おれだってそうする」というセリフは現代劇らしくてわたしはいいと思う。問題は、以降の家康と築山殿のエピソードのほうがよほど面白いということなのだが。

実はなにもしていないヒロイン、というのは確かだけれど(「あの気性で命乞いなどできるのか」という政次のセリフには笑った)、柴咲コウもガリレオの人なのでそのあたりは気になりませんでした。やっぱり酔ってるからかな。

今回の視聴率は少し下降して13%台と読みました。それからこれだけは言いたい。山口紗弥加って、どうしてもっとブレイクしないんだろう。魅力的な女優だと思うけどなあ。坊主たちが光った回でもありました。

第11回「さらば愛しき人よ」につづく

コメント
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