千葉県にホタルを見に行く途中に親戚の別荘に寄った。無人の別荘の脇に小さな池があり、その池に張り出した木の枝に何とモリアオガエルが産卵をしていた。親カエルは、木の上のほうでコッコッコッ・・・と鳴いているが、みつけられなかった。卵は、白いフワフワとした泡で包まれており、直径が15cmほどある。よく見ると、池の縁にももう1つ産卵していた。ここで大きな問題が浮上。池の底には落ち葉がヘドロ化し、水底からメタンガスが発生しているのである。年に数回しか訪れない別荘なので、池の管理まで手が回らないのであるが、このままモリアオガエルのオタマジャクシが孵化して池に落ちたとしても死んでしまう可能性が大きい。悩んだあげく、家に持ち帰ることにした。池の縁の卵塊は取りにくく、残念だがそのままにしておき、木の上のものを枝ごと袋に入れて持ち帰ったのである。また、飼育する生き物が増えてしまったが、子カエルになるまで大切に育ててやり、後に帰してやろうと思う。
モリアオガエル
モリアオガエル
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