ヒメボタル舞う
今日は、昼過ぎから出かけて、まずある谷戸の状況をみた。ホタルの発生時期のため車は進入禁止になっていた。良いことだと思う。以前は、谷戸の中まで進入してきた車にホタルがひかれていたからだ。この谷戸は、いろいろな問題があったが、保全が決定し、少しずつではあるが回復してきたようだ。
夕方からは、別のホタルの生息地に移動し、日没を待った。例年では、19時40分頃から光り始めるが、今年はなかなか光らない。今年初めて発見したが、傍らの小さな湿地にヘイケボタルが生息しており、20頭ほどが明滅をしていた。その脇の池では、モリアオガエルらしきカエルの声が・・・。今度、明るい内に確かめてみよう。さて、いつになってもゲンジボタルは光らない。20時頃になって、やっと数頭が光っただけであった。飛ぶこともなかった。昨年の秋に、小川から少し離れた場所に鉄塔を建てる工事をしており、その影響だと思われる。どのような環境変化があったのか。これも課題となる。
残念な思いを残し、次の場所へ。車を走らせること約40分。そこは、渓谷である。まだ数は少ないが、ゲンジボタルが深い谷を舞っていた。30分ほど観察した後、さらに上流へ。そして林道を上って峠に到着。ヒメボタルである。発生初期であろう、5頭ほど発光を確認できた。ヘイケボタル、ゲンジボタルを観察した後のヒメボタル。その黄金色の発光は独特で美しい。(掲載写真)
「東京にそだつホタル」
私が住んでいる群馬県でも、最近ではあちこちでホタルを見る会が催されています。
それだけ、環境に少し気を配るようになったということなのでしょうか?
来年もまた、ホタルに出会えることを期待して。。。