お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

ひとりじゃなかもん

2006年10月17日 | 仏教
 きょうは、最近ご無沙汰していたビハーラ活動に参加してきました。
 私が参加しているのは、市内の特別養護老人施設であるK苑訪問。
 まず、会議室で、K苑の担当スタッフから、入退者のお知らせなど聞いた後、広間へ移動。広間には、浄土真宗のお仏壇が置いてあります。(K苑を経営されているのは、浄土真宗のお寺とご親戚のお医者さんなので)
 
 広間に出てこられた入所者+デイサービスのお年寄り計30~40名と、ご一緒におつとめ、担当住職のご法話を聞くのですが、おつとめ(お経)に先立ち、一緒に歌うのが、「ひとりじゃなかもん」という歌です。

 これは、佐賀県神埼町(現在合併して神埼市)の真光寺さんのご門徒さん・故 佐藤キナさんが作詞、それに真光寺前坊守 田中美根子さんが作曲された歌です。
 
「ひとりじゃなかもん」つまり「ひとりぼっちでは、ないよ」という歌ですが、歌詞をご紹介します。

1 ひとりじゃなかもん み仏と    2 ひとりじゃなかもん み仏と
   いっしょに朝食いただいて       よもやま話に花さかせ

3 ひとりじゃなかもん み仏に    4 ひとりじゃなかもん み仏は
   不平も愚痴も話します         笑ってうなづきなさいます

5 ひとりじゃなかもん み仏の    6 ひとりじゃなかもん み仏と
   お慈悲のふとんに眠ります       大悲の朝をむかえます 

7 ひとりじゃなかもん み仏と    8 ひとりじゃなかもん み仏に
   無限の光を拝みます         両の手合わさせてもらいます

                浄土真宗本願寺派機関誌「大乗」掲載分より

 長年、仏法を聞き、仏法をよろこび、仏さまと共に生きぬかれた、佐藤キナさんの歌です。
コメント (2)
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