お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

何のために法事をするのか? その4

2009年09月02日 | 仏教
 若い方にとって、
 身内の法事を勤めるのは・・・

 《理由その1》 本当は、法事なんて、面倒なことをしたくないけど、親戚のオジサン、オバサン達がうるさいから(催促するから)仕方なく法事を勤める

 《理由その2》 故人、先祖(亡くなった人々)を大切に供養しないと、自分たちに災いが起こるかもしれないから、鎮魂のために(タタリがないように)法事を勤める

そういう方が案外多いかもしれません。

 そういう方は、
 「亡くなった方は霊となって彷徨っているのではない。尊い仏さまと成っておられるのだ」と聞くと

「な~んだ、タタリがないのなら、法事をする必要もないじゃないか
と思う。あくまでジコチュウの方あり、

あるいは
「故人が『仏さまに成って、いつも見守っている』というのなら、別に自分たちがわざわざ法事をしなくてもいいじゃないか

というヘリクツの方もあり

 法事をしなきゃいかん という 義務感ではなく

 祥月命日、○回忌など・・・故人を縁として、
その時くらい、家族一同、あるいは普段、疎遠な親族も集まり、皆で仏さまに心を合わせる・・・

 有難い(普段、仏にそっぽ向いている私にとって有り得ない)尊いご縁ではありませんか

 

 

 



 
 
 

コメント (2)
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