お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

福島被災地 支縁 の旅 1日目

2015年09月04日 | 行事・案内
 9月1日、本願寺派佐賀教区の有志(45名) 福岡空港から仙台空港へ。

 仙台空港(名取市、岩沼市)は、海のすぐ近くですから、津波で大被害だったことは、ご存知の通りです。
 3日間お世話になったバスは、空港同様、震災津波で大被害を受けられた仙台バス。
 仙台バスにて、一同、仙台空港から福島へ。

 

 3年前(震災の翌年)仙台空港から高速にのった時、高速道路をはさんで海側は、津波被害で、本当に何にも無い(ガレキは撤去されていたので、ただただ広大な真っ平らな泥地があるのみ)状態でしたが、今回は、ちらほら建物や田んぼも見えました

 まず訪問したのは福島市。市の中心部の民家に開設した本願寺派福島県復興支援宗務所にお参り。

  

 そこで、ご自身も原発事故で自坊に戻ることができない、浪江町のJ寺ご住職のお話を聞かせていただきました。
 本願寺派東北教区相馬組10ケ寺のうち7ケ寺が避難地区にあたることを伺いました。
 お墓も倒壊したまま、放射線量が高くお骨を移すことすらできない現状も伺いました。

福島市から、さらに、内陸部の会津若松へ。
 猪苗代湖近く(今回立ち寄る時間がありませんでしたが、近くに野口英世記念館もある) S寺さんにお参り。
S寺さんは原発事故で会津若松に避難されている方々の支援「んだんだの会」で活動しておられます。

 S寺さんでは、佐賀の参加者全員で仏教讃歌も歌わせていただきました。

 その夜は、会津若松で宿泊。夕食は、会津の老舗料亭旅館・田事 にて、郷土料理の通称「わっぱめし」(本当は「めっぱめし」と言うらしいです)
をいただきました。
 
 

 


お料理の数々、何もかも、とても美味しくいただき、1日目を終えました。

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