お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

福島被災地 支縁の旅 2日目 その1

2015年09月05日 | 行事・案内
 2日目は、一同おそろいの「ひとりじゃなかもん SAGA」Tシャツを着て活動

  

 まず、宿泊ホテルから歩いて10分のS寺さん(同じく「んだんだの会」で活動されている)にて、おあさじ(早朝の勤行)のお参り。ホテルに戻り、朝食後、バスで出発。

 会津美里町の楢葉仮設住宅(楢葉町の方々が避難生活をされている仮設の住宅地)を訪問。

 お世話役の方々に、空き室になっている仮設住宅内をご案内いただき、お話を伺いました。
 仮設住宅ですから、寒さ、猛暑は耐えがたいと思われます。声も筒抜けで、プライバシーもないでしょう。
 テレビのチャンネルを変えると、お隣の部屋まで、チャンネルが変わってしまうことがあるそうです。

 当初は、雨樋も雪よけもなかったそうで、後から設置されたそうです。 棟ごとに建設メーカーが異なり、同一ではないため、後からの雨樋、雪よけを設置する際もご苦労があったようです。

 仮設住宅では、竹細工をされておられる方、古着を編んで、わらじを作っているグループもおられます。
 
   

   

 私が買った わらじ ↓

   

  
 
 サポートセンター(仮設住宅の中の集会所) にて、楢葉町の方々と交流。

 楢葉は、太平洋側で、雪が降らないので、内陸部の会津に来て、一晩で積雪50cmに、驚かれたそうです。

 そうです、福島県は広いのです

 都道府県面積、1位は北海道。2位が岩手で、3位が福島ってこと、ご存じでしたか

 集会所では、仏教讃歌を披露 、神埼S寺さん発祥の「ひとりじゃなかもん」も、一同歌いました。
 「ひとりじゃなかもん」の歌の時は、S寺さんのご門徒女性フラダンスチームが衣装に着替え、手話をフラダンス風に振り付けた踊りも披露。
 最後に、楢葉の方々と一緒に「ふるさと」を歌いました。
 涙、涙でした・・・

 楢葉は、このたび、避難解除になりましたが、帰宅される方は10%くらいだそうです。
帰っても(もともとあった)お店や病院が、今はない。 片道1時間半かけて病院に行かねばならない状況だそうです。

 
 

 
コメント
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