写真 ↑ 本願寺派仏教婦人会の季刊誌「めぐみ」秋号の裏表紙です。
ダーナとは、仏教語で「布施」(施し)のことで、法施(真実の仏法を伝え広める)、財施(金品を分かち合う)、無畏施(恐れを除き、癒やしと勇気を与える)、無財の七施(思いやり、ささえあうこころ)などに分かれます。
なかでも無財の七施は、いつでも、どこでも、だれでも、自分のできる範囲で実践できるものであり、思いやりのある生き方を示すものです。
ダーナを行うにあたっては、「させていただいて、ありがとう」という気持ちを忘れないようにしましょう。
無財の七施(むざいのしちせ)
1,顔施(がんせ:あたたかいまなざし)
2,和顔悦色施(わげんえつじきせ:にこやかな表情)
3,言辞施(ごんじせ:やさしい言葉)
4,身施(しんせ:精一杯のおこない)
5,心施(しんせ:慈しみ深いこころ)
6,床座施(しょうざせ:人にあたたかい席を)
7,房舎施(ぼうしゃせ:気持ちよく迎えるこころがけ)
と、紹介されています。