それにしても日本列島は何と大災害の多い国でしょう。
地震、竜巻、台風、大雨、火山の噴火・・・
私は今のところ、災害に遭わず、日常生活の中で、するべき事に追われ、元気にドタバタさせてもらっています。
でも、「今のところは」です。ニュースで「他人事」と見ていても、自分が当事者になる日は来るでしょう。
ドタバタしているうちに、9月も中旬になりました。
秋のお彼岸が近づき、境内に彼岸花が咲き始めました。
さて、法語カレンダー9月の言葉は、元 大谷大学学長 正親含英(おうぎがんえい)師の言葉
煩悩の嵐の中にも
念仏において 本願の呼び声が
聞こえてくる
苦悩の中にあっても
仏さまに心を合わせる念仏を称える時
どうしようもない苦悩をかかえた中に、仏さまが私に何を願われているのか、何を呼びかけておられるのか
気づかせていただけるのでありましょう。
気づかせていただく中に
ただ、苦悩に沈んでしまわず、報恩感謝の心(柔らかい心)に恵まれるのだと、味わせていただいています。