お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

9月の言葉

2015年09月13日 | 仏教
  

 それにしても日本列島は何と大災害の多い国でしょう。
 地震、竜巻、台風、大雨、火山の噴火・・・
 
 私は今のところ、災害に遭わず、日常生活の中で、するべき事に追われ、元気にドタバタさせてもらっています。
 でも、「今のところは」です。ニュースで「他人事」と見ていても、自分が当事者になる日は来るでしょう。

 ドタバタしているうちに、9月も中旬になりました。
 秋のお彼岸が近づき、境内に彼岸花が咲き始めました。

 さて、法語カレンダー9月の言葉は、元 大谷大学学長 正親含英(おうぎがんえい)師の言葉

 煩悩の嵐の中にも
 念仏において 本願の呼び声が
 聞こえてくる


 苦悩の中にあっても
 仏さまに心を合わせる念仏を称える時
 どうしようもない苦悩をかかえた中に、仏さまが私に何を願われているのか、何を呼びかけておられるのか
 気づかせていただけるのでありましょう。

 気づかせていただく中に
 ただ、苦悩に沈んでしまわず、報恩感謝の心(柔らかい心)に恵まれるのだと、味わせていただいています。

 
コメント
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