お寺のオバサンのひとりごと

心のマッサージにお寺へ行こう!

あるがまま

2009年07月10日 | 雑感
 「動物は、歯が抜け落ちたら死にますが、人間は、入れ歯までして食べますからね~」

 あるご講師さんのお話にうなづいて、笑ったことです。

 医学の進歩と共に、高度な手術や技術により、死んでいるはずの命が 長らえられることが増えました。

 臓器移植

 A案可決前のある時、ご門徒で医師の某氏が、仰っいました。
 「海外で手術を受けることができるのは、恵まれた人であって、日本で、助けられるはずの命が 助けられないのが もどかしい

 命の現場におられ、医師として「この子(患者)を助けたい」という切実な思いだと、拝聴いたしました。

 我が子がそういう事態になったとき、自分はどうするだろうか・・・

 今、お釈迦様や親鸞聖人がおられたら、臓器移植について、どう仰るだろうか・・・

 ずっと、考え続けております。

つづく・・・

 

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新しい教章の

2009年07月08日 | 行事・案内
 お寺でよくご覧になると思いますが

 「浄土真宗の生活信条」だとか「領解文」等々、あるいは、仏教讃歌の歌詞を印刷した ビニールシート(めくって使用する) と それを乗せるキャスター付きホルダー。

 昨年(でしたよね?)新しい「教章」(きょうしょう:「浄土真宗本願寺派の教えは、こうですよ~」と、記したもの)が、改編されて発布されましたが
 今だ、小さな紙用紙のまま・・・

 それに、法専寺では「法専寺の歌」という法専寺独自の校歌ならぬ「寺歌」がありまして、
 それも、用紙に拡大コピーして黒板にマグネットで留めていましたが・・・

 このたび、総代さんのI氏が、新しい「教章」と「法専寺の歌」を それぞれビニールシートに印刷して 寄贈くださいました

 本当に有り難いことです。厚く御礼申し上げます。

 19日の「後継者結婚お祝い会」にて、ご門徒皆様にご披露いたします。

 もちろん、当日も「法専寺の歌」を みんなで歌わんばよ~(歌わなければなりませんよ~)

 あ、写真の教章下にある(ホルダー下の)ポスターは、「児童念仏奉仕団」募集のポスターです。

 

 
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実りに遇う

2009年07月07日 | 雑感
2年に1度、組11ヶ寺で企画の「児童念仏奉仕団」(子ども達の本山研修旅行)

 今年は、8月1~4日です。新参者の長女が引率・お世話役で同行させていただく予定ですが・・・

 とても残念なことに、法専寺からの参加者はゼロ・・・

 本当に誰も参加者無しですか~  参加者は、いませんか~

 
 さて、5日の夜は、恒例の「若っかもんで呑もう会」(「若っかもん」と言ってもアンダー60)

 19日の「後継者結婚お祝い会」が間近であることもあったのか、いつもより出席の方が少なめでしたが、それでも9名のご参加をいただきました。
 今回は、昨年、ご門徒さんに加わってくださった30代のM氏も初めてご参加くださいました。
 ご参加いただいた若手男性の皆様、ありがとうございました

 ちょうど、just、新婚旅行から帰宅した若夫婦もご挨拶させていただくことができました。

 写真は、総代さんのM・S氏がお世話くださっている小さな法専寺菜園のトマトたちです。次々、赤く実り、美味しくいただいております。
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お経

2009年07月06日 | 仏教
 お経は、お釈迦様の説法。
 私たちを真理(覚り)に導くための尊い教えです。

 お経の「経」は、古代インド語のサンスクリット語で「スートラ」、それを中国語に翻訳して(漢訳で)「経」
  いずれも「縦糸」という意味があるそうです。

 布を織るとき、まず縦糸を張って、横糸を通す。

 縦糸がきちんと張ってないと、よい織物は出来上がらない。

 私たちが一日一日と織りなすの人生という織物も

 「経」ーーー仏法の縦糸 が しっかり張ってないと、グジャグジャの織物(人生)になるのかもしれません。

 
 
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北方謙三さんの

2009年07月03日 | 本紹介
 佐賀ではベストセラーに入っていましたが、

 ご存知、佐賀県(唐津市)出身の作家 北方謙三さんの新作

 「望郷の道」上下2巻です。

 北方謙三さんの曾祖父で新高製菓の創始者をモデルに書かれた小説で、佐賀はもちろん、筑豊も、そして、台湾も出てきます。

 新高製菓は、新高ドロップで有名。 森永製菓、江崎グリコ と共に 佐賀出身者の製菓会社として、ご年配の方はよくご存知。

 新高製菓は、台湾が本社だったために、戦後廃業されて、今はありません。

 この本、ちょうど私が目の手術をした頃、夫が買ってきた本で、夫が「面白い」と一気に読んでしまいました。
 私は、まだ視力がチグハグで読書しづらい頃のこと。
 目がよくなって、読もうと思っていた矢先、手伝いに来てくれていた母が直方に帰る時
 「あなたは、まだ目を使わないほうがいいから、私が先に借りるね
と持って行ってしまいました。 

 と、いうことで、実は私、まだ最初の部分(主人公が結婚するまで)しか読んでおりません。

 
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お墓の磨き方

2009年07月02日 | 雑感
 きょうの佐賀は、雨が上がり、曇り空。
 昨日は、大雨洪水警報が出て、一日中、強弱の雨が降り続いていました。

 このあたりのご年配のご門徒さんは、1日と15日、もしくは、故人の月命日頃にお墓参りにおいでになります。

 きのうは、7月1日。

 でも、こんな大雨の日に、誰もお墓参りには来られないだろうと思っていたところ・・・

 いつもおいでになるFさんが、自宅で収穫された、じゃがいも、タマネギ、トマト、きゅうりを持参くださった。

 「え~っ こんな雨の中、こんなに たくさん(重たい)お野菜を自転車で持ってきてくださったんですか~」と、恐縮する私に

 「いや、きょうは、お爺さん(ご主人)の軽トラックで来たから大丈夫 お墓みがきに、二人で来たとよ。年寄りやから、バケツで(何杯も)水を汲む力もないし、ちょうど大雨で、お墓が磨きやすいと思って・・・」と、Fさん。

 う~ん、さすがですね。天然シャワーの中で、お墓みがき。

 盆前のギラギラ太陽の下、けたたましいセミの声を聞きながら、汗だくになって作業するより、ずっと楽チンかも・・・何より節水にもなるし・・・

 80代のご夫婦、仲良く雨合羽姿で、雨の中、お墓を磨いて帰られました。
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大丈夫!

2009年07月01日 | 仏教
 もう3ヶ月が経過しましたが、初めての目の手術の時
 簡単な手術とわかっていても、不安な気持をかかえている私に
 
 「大丈夫ですよ

と、医師が声をかけてくださる

 その言葉が、とても頼もしく・・・不安が軽減されて、心が落ち着いたことを思い出します。 

 阿弥陀さまの「本願力に遇う」ってことは、

 人生に不安を感じる私に、

 「大丈夫」「他の誰でもない(人と比較しない) あなたの 人生を 今、しっかり生きなさい

と、大きく包んでくださっている・・・という実に実に頼もしい、大安心に出逢うことなんだと味わっています。
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