入院４

入院４日目、６時起床。もう完全に暇。炎症を抑えるための点滴１本だけ。

朝食はごはん、ふりかけ、じゃがいもの味噌汁、はんぺん、胡瓜漬け、ふろふき大根、牛乳。



午前中に回診があり、明日の退院が決定。私は４人部屋にいるのだが、他の３人は６０歳以上、ガンの方２名（もう一人はよく分からん）なので、大変だなあと思う。動く速度や食事量なども私だけ明らかに元気なのだ。

検温の時間など、割と看護士さんがマメに見て回っている。その時、必ず私の隣のオヤジがいろいろと話しかけるので、「しょうがねえなあ」と思っていたのだが、そのオヤジがあるとき曰く。「あの娘はまじめで、冗談口も真に受けるから、あんまり言わないようにしている」。ふーむなるほど、一応人を見てやってるんだな。

昼食はごはん、豚生姜焼き、タラコスパゲッティ、ほうれん草・のり・エノキの和え物、リンゴ。



夕食はごはん、もやしの味噌汁、鮭もと焼き、厚揚げ生姜煮、里芋ごま味噌ダレ。



１０：３０就寝。規則正しい生活になってきた。

本日読んだ本。
「光る地獄蝶」愛川晶
登場人物の生々しさ、奇怪な事象とトリック。バランスが良い（再読）。

「梅安蟻地獄」池波正太郎
小杉さんナイスガイ（再読）。

「海の仮面」愛川晶
所々安手な感じもするのだが、十分などんでん返しの構造とキャラクタ造形を備えた作品（再読）。

「マルドゥックスクランブル　１，２，３」冲方丁
続編が酷すぎたので、再読。この作品にも気分が悪くなる箇所がいくつかあるとは言え、カジノにおける博打シーンは私が今まで読んだ中でも屈指のスリリングな場面。これだけでも名作と言える。

「梅安最合傘」池波正太郎
３人チーム結成の時期（再読）。

「梅安針供養」池波正太郎
くだくだしくない食事描写の絶妙（再読）。

「梅安乱れ雲」池波正太郎
白子屋との対決はシリーズ随一の緊迫感。元々敵方であったはずの田島も良い味を出してからんでくる（再読）。

マンガ６、週刊誌１。