散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

蕎麦屋にて

2006年12月23日 14時27分07秒 | 飲み歩き・琴似界隈
昔の琴似は蕎麦不毛地帯であったと思う。最近は琴似から山の手にかけて、ちゃんとした蕎麦屋さんができてきて嬉しい。そんな中、メシアニカビル(何たるビル名)地下の「米庵」へ。

1時過ぎにわざわざ行ったのは酒を注文するためである。燗酒を注文し「つまみは何が?」と聞くと、ちょっと付いているそうなので、まずはそれを見ることにした。

電子レンジの音がするのは寂しいが、燗酒とつまみのセット。酒は少し良い酒だろうな。燗をつけると程よく香がする。つまみは大根の漬け物、するめと昆布の佃煮、メンマ煮。蕎麦屋なのに「”米”庵」、そしてつまみにメンマ。不思議なセンスだ。ちょっとしょっぱいつまみ、薄く小さめのおちょこ。蕎麦屋のおちょこは小さめに限る。



1本だけのんで、せいろ蕎麦を注文。時期もよいせいだろうか、なかなか美味しい。ぜひずっとやって欲しいとの思いもあり、店名を出してみた。特に宣伝になるとも思えないが。


20061223最近読んだ本

2006年12月23日 14時04分06秒 | 読書
「クリスマスローズの殺人」柴田よしき
ヴァンパイアが存在すると言う設定の世界におけるミステリ。当然ヴァンパイアの特徴が謎解きの前提になるわけだが、これって周知なのかなあ。

「ひとりっ子」グレッグ・イーガン
NHKの連続小説のようなタイトル。テクノロジーが人間に対して及ぼす影響を戯画的に書く。

「星の海を君と泳ごう」柴田よしき
ライトだが素直に読めるSF。少年少女時代を思い出したい人は。

「逆風の街」今野敏
この作者の真っ当さを基本的にとても買っているのであるが、この作品はうーむ。

「ダウンツヘヴン」森博嗣
背景描写を廃して書くこのシリーズだが、最も森らしいのではないかと思っている作品。

「アヒルと鴨のコインロッカー」伊坂幸太郎
この人特有の不愉快描写がまた登場するわけだが、不思議と楽しさ、悲しさも感じられるなかなかの作品。

「VOW POP」

「酒のほそ道20」「美味い話にゃ肴あり」ラズウェル細木

以下、図書館の1冊。
「話す科学」アダム・ハート=デイヴィス
かなり最新のテーマを研究する人へのインタビューも含まれているのだが、どちらかというとその深い専門的な部分にはふれようとしない。しょうがないか。