「あそう」ではない。「あざぶ」でもない。「あさぶ」である。
病院の結果が良好かつ午後休暇を取った私は、久しぶりに新店開拓と麻生に向かった。南郷にも行ったため地下鉄のワンデイカードを持っているのだ。
先日新聞にもクラシック居酒屋として紹介されていた、麻生「G」へ。開店すぐに入ると、私が本日一番目の客であった。店内照明は電球で、最近のレトロ居酒屋とは違うリアル昭和な感じがする。店のおっちゃんは明らかに初めての私に、親切にメニューを教えてくれた。
まずビール、通しは青菜とツナを炒めたもの。ヤリイカ刺身とシロタレを注文した。イカはコリコリした歯ごたえが身上と思っていたが、柔らかいといってもよいほどのヤリイカの身は新鮮かつ味わいがある。
おっちゃんから「はいサービス」とたった今出来上がったおからを頂いた。ふむ、普段食べるおからは甘い味付けがかなりされているのだなあ。そしてシロタレが登場。札幌ではあまりモツ焼きを食べられる所が無いと思うのだが、ここにあったか! と言う感じである。
シロタレはきりっとしたタレの味が程よく、さらにレバタレとつくね塩を注文した。レバはかなりレア目に焼いて、中外の食感の違いがある。そして今回の大ヒットはつくねだな。ちょっと癖のあるのはニラが入っているのだろうか。かぶりつくと非常にジューシーで熱々、あっという間に1本を食べきってしまう。間をおかずに2本目。タレでも美味しいだろうが、この味わいを生かすのは塩で良かったなあと満足。
この間、酒2杯。炭火で焼燗されたものを湯のみで頂く。私の後に客が3名ほど来るのだが、60歳前後であろうか、皆一人客である。常連らしい彼らの会話は「昔のクリスマスケーキって、全然違ったな。アイスケーキがどうしても一度食べたくてさ」とか「最近、入れ歯がさあ、…」と言った調子。私もだんだん年を取り、古い立ち飲み屋に行っても最年少ということは無くなってきたのだが、この店では圧倒的な若造である。
とにかくものすごくメニュー数のある店なので、再訪してみたい。もっともっと食べてみたいものがあるのだ。
すすきのに移動してバー「N」へ。ちょっとアルコール控えめにジンフィズを頼んでみた所「東京會舘スタイルで作ってみますか」と言われ、確か特徴がなんかあったよなあと詳しく判らないままに頷く(イイのか!?)。
通常のジンフィズ+ミルクを入れたものが東京會舘スタイルらしい(由来は検索をかけると大量にでてくる模様)。ちょっとマイルドながら、ジンフィズの味わいは損なわれていない。2杯目は「ウィスキーベースで味濃厚に」とお願いした所、モンテカルロ(ウィスキー、ベネディクティン、ビタース)が登場。ちょっと甘くて濃厚な味がよろしい。
「N」でも私が一番目の客だったのだが、直後に一人客が2名。いずれもバー好きな模様で、「バーテンダーって漫画は有名になりましたよね。ところで「炎のバーテンダー」って知ってます」等と会話しているので、気になっていた私も途中から参戦。「私、それもってますよ。ぜひお勧めというよりは、ちょっと笑えるので…、ぐらいで読んでみてはどうでしょうか」など。
もう一人の方が昔ニッカで社内教育用に作られたらしい、製品+酒に関する知識をまとめた本を見せてくれる。ものすごく面白く、Nさんに「買い取ってカウンターに置いといて下さい」と無理なお願い。やっぱりダメでした。
3杯目は余市20年。原酒20年は飲んだことがあるのだが、やはり製品版は大人びた味に仕上がっているな。
琴似に戻り、一人カラオケ。レモンサワーとウィスキーロックとたこ焼きを注文。非常にシャイな私は、店員の方がいる間は歌えないのだ。今回特筆すべきは「異邦人」3連発かな? ピンクレディ、ZARD、中森明菜の3名がカバーしているのを連続して歌う(しまったご本人のを忘れていた)。こういう選曲は一人でなくてはできない。
病院の結果が良好かつ午後休暇を取った私は、久しぶりに新店開拓と麻生に向かった。南郷にも行ったため地下鉄のワンデイカードを持っているのだ。
先日新聞にもクラシック居酒屋として紹介されていた、麻生「G」へ。開店すぐに入ると、私が本日一番目の客であった。店内照明は電球で、最近のレトロ居酒屋とは違うリアル昭和な感じがする。店のおっちゃんは明らかに初めての私に、親切にメニューを教えてくれた。
まずビール、通しは青菜とツナを炒めたもの。ヤリイカ刺身とシロタレを注文した。イカはコリコリした歯ごたえが身上と思っていたが、柔らかいといってもよいほどのヤリイカの身は新鮮かつ味わいがある。
おっちゃんから「はいサービス」とたった今出来上がったおからを頂いた。ふむ、普段食べるおからは甘い味付けがかなりされているのだなあ。そしてシロタレが登場。札幌ではあまりモツ焼きを食べられる所が無いと思うのだが、ここにあったか! と言う感じである。
シロタレはきりっとしたタレの味が程よく、さらにレバタレとつくね塩を注文した。レバはかなりレア目に焼いて、中外の食感の違いがある。そして今回の大ヒットはつくねだな。ちょっと癖のあるのはニラが入っているのだろうか。かぶりつくと非常にジューシーで熱々、あっという間に1本を食べきってしまう。間をおかずに2本目。タレでも美味しいだろうが、この味わいを生かすのは塩で良かったなあと満足。
この間、酒2杯。炭火で焼燗されたものを湯のみで頂く。私の後に客が3名ほど来るのだが、60歳前後であろうか、皆一人客である。常連らしい彼らの会話は「昔のクリスマスケーキって、全然違ったな。アイスケーキがどうしても一度食べたくてさ」とか「最近、入れ歯がさあ、…」と言った調子。私もだんだん年を取り、古い立ち飲み屋に行っても最年少ということは無くなってきたのだが、この店では圧倒的な若造である。
とにかくものすごくメニュー数のある店なので、再訪してみたい。もっともっと食べてみたいものがあるのだ。
すすきのに移動してバー「N」へ。ちょっとアルコール控えめにジンフィズを頼んでみた所「東京會舘スタイルで作ってみますか」と言われ、確か特徴がなんかあったよなあと詳しく判らないままに頷く(イイのか!?)。
通常のジンフィズ+ミルクを入れたものが東京會舘スタイルらしい(由来は検索をかけると大量にでてくる模様)。ちょっとマイルドながら、ジンフィズの味わいは損なわれていない。2杯目は「ウィスキーベースで味濃厚に」とお願いした所、モンテカルロ(ウィスキー、ベネディクティン、ビタース)が登場。ちょっと甘くて濃厚な味がよろしい。
「N」でも私が一番目の客だったのだが、直後に一人客が2名。いずれもバー好きな模様で、「バーテンダーって漫画は有名になりましたよね。ところで「炎のバーテンダー」って知ってます」等と会話しているので、気になっていた私も途中から参戦。「私、それもってますよ。ぜひお勧めというよりは、ちょっと笑えるので…、ぐらいで読んでみてはどうでしょうか」など。
もう一人の方が昔ニッカで社内教育用に作られたらしい、製品+酒に関する知識をまとめた本を見せてくれる。ものすごく面白く、Nさんに「買い取ってカウンターに置いといて下さい」と無理なお願い。やっぱりダメでした。
3杯目は余市20年。原酒20年は飲んだことがあるのだが、やはり製品版は大人びた味に仕上がっているな。
琴似に戻り、一人カラオケ。レモンサワーとウィスキーロックとたこ焼きを注文。非常にシャイな私は、店員の方がいる間は歌えないのだ。今回特筆すべきは「異邦人」3連発かな? ピンクレディ、ZARD、中森明菜の3名がカバーしているのを連続して歌う(しまったご本人のを忘れていた)。こういう選曲は一人でなくてはできない。