散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20081209最近読んだ本

2008年12月09日 08時39分26秒 | 読書
■「太陽の中の太陽」カール・シュレイダー
地球サイズの風船世界の中に人工太陽を作り住む人々の話。この世界はスチームパンクな科学技術レベルだが、外の世界はとんでもないことになっているようで、ぜひ続編が読みたい。

■「希望」永井するみ
老女連続殺害の犯人(少年)が少年院を退院してくる日が来た。被害者側、加害者家族側ともにいろいろな波紋が起きる。何ともやるせない話だ。

■「カラー石仏」里見文明、佐藤宗太郎
磨崖仏や道祖神などの石仏を図版部分はオールカラーで掲載した本。おそらくこれらの石仏はとんでもないところにあると思われるので、居ながらにしてその姿に和める、ありがたい本。

■「dancyu1月号」
おせちと雑煮特集で、あまり縁がない。酒田市で50年以上続く「雪国」というカクテルを作ったバーテンダーの話が載っており、興味深い。業界内でも「雪国」の作者は死んでいるという話になっていたらしい。

以下、図書館の3冊。
■「優柔不断術」赤瀬川原平
多分、再読。

■「ゆかいなペット大集合!」藤田延行
いやー、ペットに興味ない。子供の頃、金魚とミドリガメを飼っていたが、子どものことであるから餌を時々やるだけで、水槽の掃除は母親がやっていたという体たらくだ。

■「仙人の桜俗人の桜」赤瀬川原平
日本全国旅の話。桜の話も一話くらいは良いが、やっぱり食べ物の話しに興味が行く。

来年1月の中旬に東京出張が決定。土曜日も続けて滞在できるので、あちこち回る予定である。しかし大規模な展覧会はやっていない模様。地味な奴を見て回るか。