散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20081214最近読んだ本

2008年12月14日 22時16分39秒 | 読書
■「酒道入門」島田雅彦
東京北部にある酒場を「場末」と呼ぶ無神経さ、「全てはそのときどきの状況に応ずべし」とか言いながら”酒道”というタイトルのセンスのなさ。買う前から作家名で嫌な予感はしていたのだ。

■「がんがん焼肉もりもりホルモン」今柊二
札幌白石で紹介されていた「平和園」に行きたいものである。

■「ヒトクイマジカル」西尾維新
どんどん詰らなくなる。長いだけで。

■「福家警部補の挨拶」大倉崇裕
刑事コロンボ的倒叙もの。割と感情を表さない福家警部補だが、なかなか人情味のある人で悪くない。

以下、図書館の4冊。
■「トン考」とんじ、けんじ
なぜ豚が怠惰やデブでダメな奴の代名詞になっているのか。ちょっと不思議な謎に迫る本。

■「おいしいチーズの事典」
いろんな種類を分かりやすく解説。

■「小品盆栽「遊び」の道具」梶山富蔵
なるほど。自然のミニチュアと思えばコレクション心も愛着も湧いてくるのかも知れない。小品に限らず、盆栽そのものがそういうことなのだろう。

■「盆栽・鉢植え作りに挑戦」
とはいえ、どうにも納得がいかん。剪定をいろいろしたり、針金で縛り付けて形を作ることの不自然さ。フィギュアなどのオタク趣味が気持ち悪がられることがあるが、盆栽に比べればごく自然な趣味だと思う。

冬のランチ

2008年12月14日 16時00分26秒 | 食べ歩き
本日は買い物の前にビストロ「PE」へ。まず前菜から。牡蠣のブリュレ海苔のソース、百合根のキッシュ、銀杏のブランマンジェ、蝦夷鹿肉のバデンの盛り合わせ。



牡蠣のブリュレが登場すると「冬だなあ」という感じがする。海苔のソースが日本にしかないであろう味だ。また、蝦夷鹿には梨のピューレが添えてあり、食べるまで想像がつかないのだが、食べてみると何の違和感もなく甘さが合う。

またちょっとだけレバームースが出てきたりして、ワイン飲みてーなという所だが、できれば日曜日は飲まないでおきたい・・・。残念だ。

主菜はふくらぎとホタテのシュークルート煮込み。比較的淡白な魚にシュークルートと粒マスタードの風味が加わると、酸味のせいか味が引き立ってくる。これは日本にはありそうでない味だよな。郷土料理で魚に高菜等の漬け物を合わせる料理なんてないだろうか。



デザートはオレンジとアニスのコンポート、フルーツとナッツのベラベッカ、カントリーチーズムース、練乳のソルベ。ナッツぎっしりのケーキとソルベの取り合わせが良い。チーズムースもほど良くチーズ風味が効いており、申し分ない。



***
その後、ボーナスでスーツを購入。買い物をするのが好きではないので、なるべく早く済ませる。私は本当に生活必需品と本・酒以外のものを買わない。今年買ったものはカバン2つとノートを1冊、後何があるだろう・・・、というくらいのものなのだ。

本屋と図書館にちょっと立ち寄って帰宅。