散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20081213ギャラリー巡り

2008年12月13日 15時08分41秒 | ART
本日は、コンチネンタル→市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリー→紀伊国屋→大丸→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→時計台→道新→大通→CAI02→三越→スカイホール→さいとう→アートスペース→趣味の郷→琴似メトロギャラリーの18箇所。

■コンチネンタルギャラリー「北海道札幌平岸高等学校デザインアートコース2期生 卒業制作展」。学生美術全道展への出品者もいるようだし、結構面白かった。

高橋智乃「少年の見る夢」。これが学生美術全道展でなかなかと思った作品。少々やんちゃな少年らしい感じがよろしい。
峯村百合香「渦」。入口から入り、後ろを振り返って驚く。ぜひ現場で見るべし。
室木麻里「トナカイ」。トナカイの形を針金で作成したもの。もう一つ、小さめのグランドピアノを作ってしまった「ぬくもりピアノ」と共に、なかなかの労作と言えるだろう。

■札幌市写真ライブラリー「札幌学院大学総合芸術研究会写真部学外展」。作品ハガキを一枚さしあげますということで、札幌市の洋食店を撮ったものをもらってきた。お礼代わりにいろいろアンケートに感想を書いてきた。

■富士フィルムフォトサロン「宮川恵子写真展 してきくうかん」。車のボディにビールケースの赤色が映りこんだものを撮った作品や、カーブミラーに映る歪んだ風景作品があった。多分、何気なく見過ごしているものが多く、作者の目が良くとらえているのだと思う。

■時計台ギャラリー「グラン・ショミエール時計台展」。どうしてなかなかステキな作品がある。前川京子「季は満ちゆく」の上品な女性像、小林文夫「スカラデ」の博物学的書き込みが目を引いた。

デッサン倶楽部から出品しているのが、何気なく豪華メンバーである。

■道新ギャラリー「掛川源一郎遺作写真展」。昭和2~30年代の伊達、室蘭を中心とした写真。当時の風物を見るに素晴らしいものだと思う。

「かつての千石場所」。瀬棚の風景なのだが、看板に「トリスバーナポリ」というのがある。今もバーはあるのだろうか。
「開拓地の根株の山」。開墾で大量に掘り出されたのだろう根株が写っている。鍬で畑を耕している貧困なイメージだけでは、こういう現実は分からないだろう。
「メンコあそび」。伊達の大衆食堂の前での写真。ラーメンと蕎麦を出していることが分かる。
「泳ぎの後の焚き火」。昔の少年達は、現代に比べると皆オッサン顔だ。

■趣味の郷ギャラリー「松永公志油絵個展」。風景と花を描いた作品で、テーマにあまり興味を持てないはずが不思議なパワーのある作品。

蒸し餃子

2008年12月13日 12時38分35秒 | 食べ歩き
最近餃子を食べることが多いが、やはりタイプとして食べるのは焼き餃子が多い。今日は札幌駅前の中華「TS」に行ってみることにした。この店、餃子がメニューにあるかどうか分からないできたのだが、ちょうど本日のランチが「大根とエビの蒸し餃子セット」であった。かなりイメージが違うが、まあいい。食べてみよう。

待つことしばし、大根とエビの蒸し餃子、ご飯、玉子スープ、野菜サラダ、ザーサイに辛めに味付けしたミニホイコーローがついたセットがやってきた。まずは餃子からだ。



もっちりした皮をかみ破ると、中から美味しいスープが出てくる。具につけた下味と大根の水分があいまってできたものだろうか。かなり熱々、しかし肉汁ではないのでさっぱりした味だ。

ホイコーローがついているので、やや多目のご飯も安心だ。辛い味付けでご飯を頬張る。そして玉子スープ、ザーサイの応援。なかなかの味だ。

蒸し餃子というのも少々珍しいが、今日は大満足の昼食であった。


20081213最近読んだ本

2008年12月13日 08時46分26秒 | 読書
■「大江戸美味草子」ラズウェル細木
戯作者夫婦が主人公で、江戸の風物を味わうところは大体予想通り。

■「風の岬」高城高
北海道のローカル地名が満載のハードボイルド。「掛川源一郎遺作写真展」でも思ったが、私の生まれるたった10年前は本当にこんな雰囲気だったのだね。

■「ミロクの巡礼」栗本薫
次シリーズはミロク教を中心に話が展開するのか。誰かキーマンが登場してから話が進展すると思うのだが、それはまさかスーティ?

■「タイタンの鋼要塞」フォルツ、クナイフェル
人類圧制の象徴レティクロン死す(意識だけ死んでないけど)。ローダンはついに故郷銀河を発見するも、ある惑星に足止め。

■「義八郎商店街」東直己
昔からの雰囲気を残す商店街だが、地上げ屋、雰囲気を壊すコミュニティFM局などが狙いをつけている。果たして商店街の運命は。

■「奇食ハンター3」山本マサユキ
さすがのハンター達も「ヤギ汁」には敗北した模様。私も食べたがそれ程臭いがきついとは思わなかった。もちろん、店によって差があるのかもしれない。

■「居酒屋礼賛」森下賢一
クラシックな居酒屋本が新しい店紹介と共に帰ってきた。57軒紹介中11軒に行ったことがある。

以下、図書館の2冊。
■「また飼ってみたい昭和のペット」安斉裕司
割とクラシックなペット読本。

■「日本庭園の見方」田中昭三、サライ編集部
京都に行くと仏像中心になってしまうため、庭を見る暇がないのである。庭をちゃんと見るには、その場と一体化するための時間がかかると思う。