散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20090516ギャラリー巡り

2009年05月16日 17時11分30秒 | ART

本日は芸術の森美術館→紀伊国屋→富士フィルムフォトサロン→大同→たぴお→時計台→道新→市民ギャラリー→札幌市写真ライブラリー→三越→スカイホール→さいとう→大通→資料館の14か所。

■芸術の森美術館「絵画と写真の交差」。絵画の世界には「正確に見たままを描きたい派」が沢山いたのだろうなあと思う。

「サッポロクラフトTAG展」がなかなか面白かった。
北尾久美子「シギのいる風景」:実に細密なバードカービング。
浅井憲一「Lunch Time」:大きな銀皿にトリケラトプスに近いような恐竜の首。
柿崎均「ビオランプ」:柔らかいイカに似た姿のランプ。
西山亮「forest」:つららを逆に立てたような、凍れる森といったところか。
澤田正文「ガゼルテーブル」:テーブル部分の胴体は木、それ以外は金属でできている。デザインがカッコイイ。

■時計台ギャラリー「吾孫子雄子個展」。風景だろうか。コラージュの技法も使い、ぼんやり描かれた背景の前に、2羽の鳥がよりそって飛ぶ作品。何となく作者ならではの統一された雰囲気がある。

■市民ギャラリー「さっぽろくろゆり会展」。津田義和「函館港」は港から函館山を見上げるダイナミックな構図。山の木々が妙に規則的に描いてあって面白い。

■三越「大黄金展」。高村光雲原作(ん? 真似したってこと?)の仁王尊像が3億円超。笑える。

■スカイホール「北海道文化服装専門学校創立70周年記念作品展」。なかなか入りにくい展覧会だったが、思い切って突入。1950年代から卒業制作と思われる服飾の展示がある。

50年代~70年代は「レトロ」「いま流行ってもよさそう」という気がするが、80年代が一番苦しい。ボディコンスーツはさすがになかったのだが、肩パットが厚く、バブル期丸出しのデザインだ。90年代以降は私に興味がないせいもあり、良く分からなかったが、ファッションの変遷というのも面白いものだ。

■札幌市資料館「透明水彩コロコニ」。石垣渉の「駄菓子屋」はみっしりと懐かしい風景を描いている。「セブンスターの木」は実にベタな題材でありながら、それでも美しいのだ。

冒頭写真は芸術の森にある池の鯉と鴨。若干、鯉の方が勢力が強いようであった。

みんな行こう

2009年05月16日 15時47分37秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
今日は昼食の肉っ気が多かったからなあ。ギャラリー巡りの途中で札幌駅前の立ち飲み「E」へ立ち寄るが、あまりボリュームのあるつまみは食べられない。ホッピー(白)と新漬にしておこう。





サッカーを眺めつつ、本を読みつつホッピーを飲む。うむ、自分の好みとしては黒ホッピーの方が好きかもしれない。ところで本日も15時過ぎの客は、私以外に3名だった。本当に大丈夫? 頼むよ。

定食屋は込んでいた

2009年05月16日 11時55分45秒 | 食べ歩き
今日は真駒内から移動中ずっと悩みながらも、札幌駅北口の定食「F」で昼食をとることに決定。ちょうど12時過ぎだったので、思いのほか込んでいた。近くで力仕事をしているらしい人が多いのは、良心的な定食屋の証だろうか。

私は今日の「A定食」、おろし豚天定食にした。薄切りながら、口にそう簡単には入らないサイズの豚天が4枚、その上に大根おろし。その他、味噌汁、切干大根、柴漬けという手堅い定食だ。

甘辛のタレでご飯をバリバリ食べるが、これは体を動かす人はご飯大盛り(50円増し)にすべきだろう。少しおかずをこなすには御飯が少なかった。それともう少し野菜が添えられていればなあ…。

20090516最近読んだ本

2009年05月16日 08時44分28秒 | 読書
■「ラストホープ突入コマンド ペリーローダン360」フランシス、エーヴェルス
ブルがアフィリーから離れた証拠に大活躍。主要メンバーの再会はいつか。

■「スペース」加納朋子
いわゆる「日常の謎」派でありながら、この凝った作品構造は素晴らしい。

■「学ばない探偵たちの学園」東川篤哉
高校の探偵部に所属する面々の前で起きた密室殺人。どこか深刻さがなくとぼけた味わいで読める。

■「猫島ハウスの騒動」若竹七海
猫の集まる島で殺人事件が発生。かつての強奪事件で奪われたという金が島内に眠っているという噂もあるが、それが原因か。事件が解明されないままに島に台風がやってきて、その混乱の中で…。楽しく読める。

以下、図書館の3冊。
■「北の昆虫 不思議・愛」坂本与市
いろいろ面白く読める。

■「北海道の湿原」辻井達一、岡田操、高田雅之
色々な湿原、湖沼を紹介しているのだが、興味深いものがあった。沼の中に2000平方メートルの浮島(草でできているのか?)があり、年毎の写真を見るといろいろな所に移動しているのだ。本当に浮いていて、風や水の流れで移動するらしい。

■「道東の建築探訪」角幸博
道東各地にそれなりに面白い建築物が沢山あるようだ。帯広には結構行っているのだが、どうも通りすがりでは目に入らないようだ。