散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

波乱の東京(5)

2009年10月23日 22時33分13秒 | 飲み歩き・東京
予定より早く18時過ぎに研修が終了し、豊洲から清澄白河へ移動。ホテル調査の結果、あまり普段行かないエリアに宿泊することになった。嬉しいことに、地下鉄駅隣(徒歩10秒)のホテルにチェックイン。さて、晩飯もまだだし、ぶらりと辺りを散策してみよう。

実は以前、東京都現代美術館に行くときに見かけた食堂がなかなかの店とのことで、そこに行ってみたかったのだが発見できない(翌朝、見つけることができたが、思ったよりも駅から遠かった)。他には全く事前調査をせずに来たので、どうしようかなあ。駅前には焼鳥屋さん等もあるようだが…

裏道をぶらぶら歩いていると、ちょっと良い感じの店構えだ(創業昭和九年と書いてあるな)。ここも焼鳥屋さんだが、入ってみることにしよう。



お、残念ながら先客がちょうど出るため、私ひとりになってしまったが、思ったより現代的な店内だ。飲み物に黒ホッピーを頼み、牛串煮込み、焼鳥(レバ、つくね)を注文。通しは蕪を薄味で煮たものと、大根おろしだ。

まずは牛串煮込み。これは東京下町の味だろうな。かなり濃いめの味なのだが、とにかく柔らかく煮込まれている。こういうのをたまに食べたくなるのだよね。



続いて、大振りのレバとつくね。まずは火の通り方が難しいレバから食べよう。むむ、これは相当良いぞ。多分レバの質が良いね。だからこそ、この火の通り加減なのだろうと思う。生っぽくはないし、パサパサにならないねっとりした感じが残るくらいなのだ。



つくねは少しコリっとした歯触り(多分、ナンコツ)がする。しかもたまたまなのだろうが、この2点については私はタレ味が好みなのである。うん、良い店発見だ。

次に、合鴨、ナンコツを追加。こちらは塩味で到着。合鴨はもちろん脂がのっているのだが、それほどくどくなく、ネギとのバランスが良好。ナンコツはまあ予想通りの感じだ。



お店は接客を年配の女性が担当し、焼き手はなぜかハンチング帽を被った、小粋なお姉さんが担当している(←3代目とのこと)。「焼鳥でぜひおすすめってありますか」と聞いてみたところ、「レバ(やっぱりなあ)と、手羽、限定の地鶏、そり」ということだったので、手羽、そり(鶏ももの付け根の部分らしい)を注文した。

今度の2品も塩味。一応メニューを見ると、好みでタレ・塩の指定はできるようだが、黙ってお任せして心配のない感じがする。手羽は食べやすいように開かれており、脂っぽすぎず、程よく皮目の味がする。そりは楕円形の形をしており、柔らかいが肉汁をたっぷり含んだ、ちょっと特別な部位の味がする。



日本盛のぬる燗を頼み、最後にもう一度レバで締める。他にも料理はあるのだが、割と焼き鳥を中心にした潔いメニュー構成で、落ち着いた良い店だと思う。清澄白河に行った時は、お勧めである。



今日は珍しくこの1軒で終了し、22時半頃就寝。

波乱の東京(4)

2009年10月23日 13時10分26秒 | 食べ歩き
本日は研修だが、少々二日酔い気味の朝である。ホテルの朝食でパン、オレンジジュース、コンソメスープ。少し水分を取っておこう。



大混雑の地下鉄で出勤。研修は特に語るべきこともないが、私の発言中に地震があった。東京の震度は1だったようだが、ビルの7階にいたせいかもう少し大きく感じた(波乱2)。

昼食は豊洲の中華食堂「S」(※)。以前にも研修会場から近いために来たことがあるのだが、近くで仕事をしている人が「よし、今日もS行こう」と言って、地味に満席になってしまうような人気店だ。私もラーメン+餃子+小ライスと、またもや前回と同じ注文をしてしまう。



餃子は普通の味だが、パリッと良く焼けている。ラーメンは麺のゆで加減をもう少しという気もするのだが、チャーシューは悪くないし、東京古典の醤油味スープは初めて食べても懐かしい味わいだ。



さて、午後もう一息だ。

※次回のためのメモ:今調べてみたところ、特製味噌ラーメンの評判が良いようだ。レバニラ炒めも食べてみたいしなあ。ただ、地下鉄の延伸によっては立退きになってしまうかもしれないとのこと。