散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

20101204最近読んだ本

2010年12月04日 23時56分37秒 | 読書
■「漱石先生の事件簿 猫の巻」柳広司
漱石の小説をモチーフにした、小事件簿。主役は「猫」の代わりに頭脳明晰な書生で、先生の代わりに聞き込みを行って事件を解決する。元の小説をちょっと読んでみたくなる作品。

■「鏡の迷宮、白い蝶」谷原秋桜子
微妙な人間関係が現れるミステリ。

以下、図書館の5冊。
■「北海道の食材」千石涼太郎
だんだん野菜が美味しいことが分かってくるのが年齢というものだ。

■「転移」中島梓
私が最も多く本を読んでいる作家である。池波正太郎の「食べたいものが思い浮かばない」という「銀座日記」のラストも辛いが、ペンを取って意識がなくなるまぎわまで書いていた彼女の文章を読むのも辛い。まさに、文章を書くために生まれてきた人だった。

■「正直書評。」豊崎由美
正直、読むに値しない本は沢山ある。それが万人の役に立たないかどうかは分からないが。

■「女も、不況?」酒井順子
何だかんだと同時代感のある人だ。

■「ビジネス本作家の値打ち」水野俊哉
約40人がその著書と共に紹介されているが、読んだことがあるのはそのうち3名。ほとんどがどうでもいい内容なので、ビジネスマンも慌てて読む必要はない。社内の朝礼で偉そうなことを言う必要がある場合は、ネタとして読んでもいい。

定食王

2010年12月04日 13時30分29秒 | 食べ歩き
丹念に探せば札幌にも個人経営の定食屋さんがあると思うのだが、なかなかこれはという店がない。特に琴似界隈は店自体があまり無いのだが、そんな中、マイベスト定食屋さんが山の手の「H」だ。

幸いさほど込んでいなかったので店に入り、かなりの種類の定食から悩んだ結果、鮭粕漬け焼き定食を注文した。確かにトンカツ定食、生姜焼き定食も良いのだが、この店はもう一つひねった注文したくなるメニューが多い。本日の他のお勧めでは、ポークチャップ定食、一口カツ卵とじ定食が注文されていた模様。本日のサービス定食は肉団子と野菜の炒め物定食ということで、これも旨そうだ。

しばし待って出てきた定食は、メインに小鉢3品の品ぞろえが嬉しい。



熱々のみそ汁に口をつけ、程よい味の濃さの鮭を食べてからご飯をほおばる。これは絶妙の味だ。さらに小鉢も白菜煮びたし(冷製のダシが旨い)、ポテトサラダ、切り干し大根と、これぞ「ザ・定食」というメニュー構成だ。

一気に食べて、最後に漬けものでフィニッシュ。今日も大変美味かった。ただ、親父さん一人でやっているので、品物が出るのは時間がかかる。余裕を持っていこう。



何とか図書館に立ち寄って帰宅。咳は残っているが、全体的な体調はそれほど悪くない。自宅に帰ると、廊下にクリスマスツリーが出ていた。