散歩日記X

札幌を中心に活動しています。食べ歩き・飲み歩き・ギャラリー巡り・読書の記録など

明るいうちから飲もう(4)

2011年07月23日 20時05分23秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
最後は恒例のバー「N」へ。18時半なのに4軒目、少し酔っ払い状態である。

1杯目はチナールを使ったカクテル。しっかりした苦みとオレンジの香りが爽やか。



2杯目は久々のコンプレックス。今日はフェルネブランカ+ズブロッカ+オレンジキュラソー+梨(モナン)+塩。多分、レモンも入っていると思う。どうも私は酔っ払うと苦いカクテルを飲みたくなるようだ。

すっかりやられて、西方向へ。ついいつもの「MH」に引っ掛かってしまい、最後を醤油ラーメンで締めて帰る。しかし、これだけ酒好きで、20時に撃沈している人も珍しいだろうな。



さすがに外は暗くなっていた。


明るいうちから飲もう(3)

2011年07月23日 18時30分07秒 | 飲み歩き・すすきの界隈
3軒目はすすきのに移動してバー「SL」へ。ここは17時から開いているのである。他にも17時開店のバーはいくつかあるのだが、いずれにせよありがたいことである。

1杯目は喉の渇きもあって、ジョンコリンズ。ウィスキーはロング・ジョンというのを使っているのだが、店主曰く「値段の割には非常に良い」ということで、ちょっとだけストレートで飲ませてもらった。味はかなりモルト成分が感じられ、確かにいける。次回の家飲みウィスキーの購入候補であるな。

2杯目はガツンとしたウィスキーカクテルを所望したところ、ラフロイグ10を使ったサイレントサードが登場。ラフロイグって癖の強さの代名詞のように言われるが、意外とカクテルにするとほど良く個性を発揮するような気がする。

早くもかなり酔っ払ってきて、3軒目終了。外はまだ明るい。


明るいうちから飲もう(2)

2011年07月23日 17時31分25秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
ビアガーデンを見ながら、西へ移動。



大通の焼鳥屋「M」へ。ここは16時開店なのだ。しかし何ということか、「炭がまだおきてなくてさ」と店主が言うのである。しばしハイボールと山クラゲ梅かつお和えで待つ。



先客の注文であった唐辛子が焼き上がり、待っている私にもサービスされてしまった。香りには辛い成分が感じられるのだが、食べて見ると辛くはなくてホッとする。どうやら準備ができたようなので、まずはつくねから。これは昔ながらの焼鳥屋さんでは多い、ボイルしたものを焼くスタイルだな。



続いて鳥串。これは肉の力が強い。味わいがある。



続いてレバ。最近のレバは中心部がレアというのが定番になってきているようだ、しかし、やや行き過ぎな場合もあるような気がするのだが、ここのはかなりしっかりと焼いたレバだ。だからと言って、それがダメなわけではない。かなり甘辛なタレで食べると、昔のレバはこうだったなあという思いが湧いてくるのだ。



小食な私は何だか腹一杯になってきて、ここで勘定してもらう。「一人でどしたのさ」と店主に言われてしまったが、常連の目立つカウンターでは、一人で本を読みつつ酒を飲む私は、やはり異色の客らしい。古き良き、焼鳥屋さんという感じの店であった。



確か昔は、店頭に大きなショーケースがあったはずだが…

明るいうちから飲もう(1)

2011年07月23日 16時05分07秒 | 飲み歩き・大通、札幌界隈
私は常日頃、札幌には昼から酒を飲めるところが少ないなあと嘆く者なのである。今の札幌はビアガーデンが活気を呈しているが、ビールが飲めないせい(尿酸値)もあるのだが、あまり好きじゃないんだよね、ビアガーデン。

ということで、1軒目は恒例の店、狸小路そばの「M」だ。まずはハイボールとマカロニサラダ。店の人が「マカロニ、今できたばかりで冷えてないかも」と申し訳なさそうに言うのだが、いや、これこそ待ってましたと言いたいくらいだ。



というのも以前、出来立てのマカロニサラダを食べたところ、歯ごたえが非常に良かったからなのだ。今日も食べてみると、うむ、普段より旨い。やはり歯ごたえが絶妙だ。味はマヨネーズだけじゃない酸味があるのかな。

続いて、ハイボールお代わり&鯖の味噌煮。これはほど良くコッテリした味で、半分食べてから唐辛子を振る。



まずはこれくらいで次へ行こう。狸小路も何だかお祭り気分のようだ。


20110723ギャラリー巡り

2011年07月23日 14時58分56秒 | ART
本日のギャラリー巡りは資料館→コンチネンタル→富士フイルム→たまご→スカイホール→ivory→さいとう→丸井→道新→時計台→たぴお→エッセ→大丸→教育大サテライト→三越→アリアンスの16か所。

■コンチネンタルギャラリー「Plus1 Condensation」。
齋藤周「あした」:小さな女性たちが向うへ歩いて行く様。不思議な色彩でどこか懐かしい。
千代明「Condensation-凝縮-」:輪を集めて球を作り、その中に色彩のグラデーションのある糸を張り巡らしたもの。さらに中心部には白い光が点灯している。しっかりと頼もしい作品だ。

川上りえ「Loop in Perspective」:鉄道のレールのような形に複数の足が付いている。さらに壁に張り付くような「!」マークのようなもの。何か気になる形だ。
藤本和彦「標本-卯の刻」:黄色のパラフィンを直方体にして壁に貼り付けたもの。レモンピールのようで旨そうだ。

■たまごギャラリー「岩下寿男展」:どこか懐かしい青い空の世界。懐かしさは電車・船・飛行船といった乗物達のせいか。

■時計台ギャラリー「佐藤武展」:この人の作品は本当に素晴らしい。
「時空の果て」:横長の作品。大地を流れる川、空に不思議な横一直線が引かれている。この線が入ることで、妙な緊張感がある。
「暮れゆく大地」「暮れゆく大河」「暮れゆく街」「眠れるオベリスク」:それぞれ大地や大河、街の上にオベリスク状の物体が描かれている。その形が縦だったり横だったりしており、今回は全体的に縦横への意識が強く感じられる。

■ギャラリーたぴお「石井貴子個展」。小鳥の画のコピーに「居場所を与えてみる」展覧会。いろいろな背景をつけ足したり、色を塗ったり、なんだか楽しい。

■ギャラリーエッセ「想紫苑(おもわれしおん) 三人展」。湯淺美恵しか知らなかったのだが、西村美紀子の風景、小路七穂子の人物となかなか良い。三者三様である。

■三越「レオナール・フジタとエコール・ド・パリ作品展」。
アバチ「緑のアブサン」:アブサンが描かれている作品を見たのは初めてか?



→映画のポスターにもんじゃ焼きのコピーが挟まれている。変な感じだ。

絶妙の辛さ

2011年07月23日 12時02分25秒 | 食べ歩き
本日の昼食は放浪した結果、狸小路のカレー店「D」へ。ここのカレーのことを思い浮かべると、非常に食べたくなってしまった。12時前だったのでスムーズに席に着き、注文はいつものラム・カシミールカレー。なお、ご飯は大盛り無料なのだが、後のことを考えてやめておいた。





この美しいビジュアル、ラム肉はカレーの水面下に3個ひそんでいる。さっそくご飯に少しづつかけて食べていくのだが、液体状のカレーが混ざった感じが、ちょうど良いのだよね。それから辛さ度合いは、テーブル上のスパイスを少しだけかけると、私にはピッタリなのだ。

あっという間に食べきって、ちょうど昼のお客さんが増えてきたところで店を出る。ちなみに辛くないカレーもあるのだが、それはさすがにピンとこない。