三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~有馬記念

2014年12月28日 | 競馬

有馬記念の結果

1着ジェンティルドンナ ◎
2着トゥザワールド   △
3着ゴールドシップ   △

馬券は3連単109,590円馬単21,190円の両方が的中。 去年に続いて有馬記念を的中することができて本当にラッキーです。

レースは予想通り1000m通過が63秒0のスローペースになりました。こうなるとエピファネイアはどれだけ貯金ができるかの勝負になりますから、後ろからヴィルシーナをあおって、直線に向かうまでに後続を引き離せるだけ離しておきたいところです。向う正面から川田騎手の動きはまさにその思惑でしたが、いかんせん後続がそれほど離れてくれず、逆に3角からゴールドシップがまくり気味に進出してきたときにジェンティルドンナラキシスも一緒に外に並びかけてきたのがエピファネイアにとっては痛恨の展開でした。それでも0秒2差の5着に粘ったのは相当に力をつけていることの証でしょう。来春の天皇賞はトーホウジャッカルとの一騎打ちになるかもしれません。
直線でジェンティルドンナエピファネイアを抜いたときにはほぼ勝負が決していて、後はゴールドシップ以下の2着争いでしたが、ラキシスゴールドシップに競り落とされた外からジャスタウェイがメンバー中最速の上がりタイムで追い込んできました。さすがの実力です。しかしそれよりも前に、内からトゥザワールドゴールドシップを交わしたところがゴールになりました。
9番人気のトゥザワールドを除けば1番人気から4番人気までが掲示板に乗っていて、概ね順当な結果のいいレースだったと思います。
5番人気で13着のダービー馬ワンアンドオンリーはいったいどうしたんでしょうか。もしかしたら横山騎手との相性がいまひとつなのかもしれませんね。来年は思い切って外国人騎手を乗せてみるのもひとつの手だと思います。

さて来週は東西金杯です。特別登録の頭数が多すぎて、馬券を買おうか迷っています。

今年も私のつたない競馬予想にお付き合いいただき、まことにありがとうございました。来年は競馬以外の記事もなるべくたくさんアップしていきたいと思っています。


有馬記念~ジェンティルドンナ

2014年12月27日 | 競馬

有馬記念G1です。

間違いなく展開はスローになるでしょうから、最初の勝負はスタートです。ここで出遅れたらほぼ終わりと考えていいでしょう。2週目の3角から4角にかけての進出具合が2番目の勝負どころになります。そして最後の勝負は直線ですが、最終コーナーを回るまでの展開によって、瞬発力勝負になるのか、スタミナの継続勝負になるのかが決まります。
そこで今年の馬場を考えてみると、春の皐月賞の日を最後にオーバーホールされており、普段の年なら最終週はかなり荒れているはずの芝コースが、それほど荒れていません。消耗戦よりもスピード争いになる可能性が高いと見ました。

◎ジェンティルドンナ
〇ラキシス
▲フェノーメノ
△ゴールドシップ
△トゥザワールド
△ラストインパクト

本命はジェンティルドンナ。何度この馬を本命にしたか分かりませんが、今回が最後となりました。中山は初めてですが、荒れた馬場は使いたくないという厩舎の意向で使わなかったもので、今回の馬場なら大丈夫だろうという思惑です。器用な先行力がありますから、スローペースの最後の直線で必ず先頭に立つと期待しています。
この秋好調のラキシスが相手。昨年からずいぶん成長して、今年はG1を勝つまでになりました。まだまだ伸びしろがありそうです。
春の天皇賞馬フェノーメノが単穴。秋はパッとしませんが、右回りの長距離なら再び台頭してもおかしくありません。
ゴールドシップは外枠を苦にしない馬ではありますが、不利なのは間違いありません。凱旋門賞の大敗以来で、上位に来る可能性はありますが、勝つまではどうかと思うので押さえに回しました。
3歳馬トゥザワールドは優等生の競馬をする馬で、16頭立ての6番枠なら思い通りの走りが出来そうです。3着以内に来る可能性はあるでしょう。
2連勝で金鯱賞を勝ったラストインパクトはようやく調子が戻ってきました。
世界ランキング1位のジャスタウェイは15番枠と、微妙な位置になりました。春の荒れた馬場での中山記念は圧勝していますが、今回の馬場ではどうでしょうか。
その他、やはり今日が引退レースのトーセンラーやジャパンカップ馬エピファネイア、ダービー馬ワンアンドオンリー、春の日経賞を勝ったウインバリアシオンなど、気になる馬が目白押しですが、今回は展開をスローの瞬発力勝負と読んで、穴っぽいところに絞りました。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△△(4、5、10-4、5、6、7、10、14)の3連単フォーメーション60点と馬単ボックス(4、5、6、7、10、14)30点の勝負。


レース回顧~朝日杯フューチュリティS

2014年12月21日 | 競馬

朝日杯フューチュリティステークスの結果

1着ダノンプラチナ  〇
2着アルマワイオリ  無印
3着クラリティスカイ ◎

馬券は2着のアルマワイオリヌケハズレ

ダノンプラチナは決していいスタートとは言えず、道中は後方からで行きっぷりもあまりよくないように見えましたが、3コーナー手前からまくっていったときの手ごたえはかなりよさそうに見えました。直線でブライトエンブレムを競り落としたあとは、クラリティスカイを楽々交わして先頭に立ちました。アルマワイオリがゴール前で迫ってきましたが、レースはすでに終わっていました。完勝と言っていいのではないでしょうか。
2着のアルマワイオリはさすがに買えません。札幌2歳Sはブライトエンブレムの6着に負けているし、前走の4着は先行して流れ込んだだけに見えました。こういう馬の馬券はどうやったら買えるのでしょうか。京都の1400mの勝ちっぷりはよかったのですが、父はマツリダゴッホで血統的にも見劣りします。馬券は本当に難しいものです。
クラリティスカイは切れ味の差と言っていいでしょう。 父クロフネだけに早熟な感じなので、もしかしたらこのあたりが限界なのかもしれません。
ブライトエンブレムは7着に負けましたが、久々が堪えたところもあり、距離も短かったかもしれません。今日のレースはピリッとしたところが見られませんでしたが、巻き返しは期待できると思います。 
アッシュゴールドはレースが終わってから追い込んできた感じです。実は前走のデイリー杯もレースが終わってから突っ込んできた気がしました。オルフェーヴルの全弟ということで4番人気に支持されましたが、最後方から差しきるほどの実力はなく、8着に終わりました。馬格もないので今後については微妙です。
というわけで、ダノンプラチナの強さだけが光る一戦となりました。

さて来週は有馬記念です。ジャパンカップの1、2着馬が人気になるでしょうが、ジェンティルドンナの巻き返しとゴールドシップの意外な激走があるかもしれないのが気になります。あとはラキシスがどこまで通用するか。穴馬はトーセンラーフェノーメノあたりでしょうか。役者が揃って楽しみな一戦です。


朝日杯フューチュリティS~クラリティスカイ

2014年12月20日 | 競馬

朝日杯フューチュリティステークスG1です。
今年から阪神コースに変わって前年までのデータが通用しなくなったため、予想の決め手になるファクターがなく、人気はかなり割れています。このコースは内枠よりも外枠のほうが若干有利なコースです。馬場が渋ったことでなおさらその傾向が強くなるかもしれません。

◎クラリティスカイ
〇ダノンプラチナ
▲ナヴィオン
△コスモナインボール
△ブライトエンブレム

最初はディープインパクト産駒のダノンプラチナを本命にする予定でしたが、馬場が渋ったことと内枠を引いてしまったことで対抗にしました。ディープ産駒の芦毛というのも何か引っかかります。
逆に馬場が渋って切れ味よりも力強さが必要になると見て、クロフネ産駒のクラリティスカイを本命にしました。いちょうSは先行して抜け出す安定したレース振りで、同じレースが出来るなら2馬身くらい勝っても不思議ではありません。
単穴は新馬戦で阪神ジュベナイルフィリーズの勝ち馬ショウナンアデラをゴール前の鬼脚で差しきったナヴィオン。直線の長い新潟とはいえ、4角回って最後方近くから大外を突いて差し切る芸当は並みの馬では出来ません。前走のデイリー杯2歳Sでは、 内に入って十分に追えずじまいに終わりました。
評価は低いけれども唯一の3勝馬コスモナインボールと、久々ですが、無敗の上に時計のかかる馬場が向いていそうなブライトエンブレムが押さえ。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△(2、8、14-2、3、8、14、16)の3連単フォーメーション36点勝負。


レース回顧~阪神ジュベナイルフィリーズ

2014年12月14日 | 競馬

阪神ジュベナイルフィリーズの結果

1着ショウナンアデラ ▲
2着レッツゴードンキ 〇
3着ココロノアイ   無印

馬券はココロノアイヌケハズレ

本命のロカは勝ち馬から1秒も離された8着に終わってしまいました。スタートでタイミングを失い、トモを落とし気味に出遅れて、5~6馬身ほどの不利がありました。ちょうど1秒くらいの不利です。
逆にスタートが心配されていたココロノアイがうまくスタートを切りました。道中は勝ったショウナンアデラが中段につけて、その少し前の内側に2着に来たレッツゴードンキ、その内に3着のココロノアイがつけていました。その後ショウナンアデラは少し下げて脚をためた感じです。直線は4着に来たムーンエクスプレスが一旦抜け出しそうになり、もしかしたらこの馬が勝つのかと思っていたところに、やや早めに動いたレッツゴードンキココロノアイが中と内から抜け出してきて、更に外から相当に切れる末脚を使ったのがショウナンアデラでした。
ディープインパクトの産駒はこのところ大暴れですが、このレースでもただ1頭のディープ産駒がいい末脚を見せました。 レースの上がりが35秒2のところをメンバー中最速の34秒0で上がっているのですから、文句のつけようがありません。完勝です。順調に行けば桜花賞もショウナンアデラでしょうね。
ロカはこれからも人気になるでしょうが、今日のレースを見る限りは不安です。和田騎手も出遅れてからは肚を括って直線大外の勝負でしたが、末脚不発に終わりました。もし勝ち馬と同じ34秒0で上がっていれば、4着のムーンエクスプレスに先着して掲示板に載ったはずです。もしかしたらココロノアイも交わせたかもしれません。出遅れても3着に来るくらいでないと、クラシック戦線では通用しないでしょう。新馬戦の勝ちっぷりがあまりにも鮮やかだったので人気になりましたが、デインヒル系の弱いところが出てしまった気がします。

馬券は3連勝のあとこれで4連敗ですが、気を取り直して来週の朝日杯フューチュリティステークスも買いたいと思います。またディープインパクト産駒のアンビシャスダノンプラチナが来るのでしょうか。それともディープインパクトの天敵ハーツクライ産駒のナヴィオンでしょうか。来週もレース映像をじっくり見て決めたいと思います。


阪神ジュベナイルフィリーズ~ロカ

2014年12月13日 | 競馬

阪神ジュベナイルフィリーズG1です。

土曜日の段階では単勝1番人気はロカです。てっきりアルテミスSとファンタジーSの1、2着馬が人気になるものと思っていたので、ちょっと意外でした。しかしアルテミスSもファンタジーSもあまり本番と結びつくレースではないのはたしかで、新馬戦で後続を3馬身千切ったこの馬が人気になるのは当然のことなのかもしれません。前哨戦では、勝った馬よりも1番人気で負けた馬のほうを重視すべきでしょう。

◎ロカ
〇レッツゴードンキ
▲ショウナンアデラ
△ダノングラシアス
△コートシャルマン

新馬を勝ったばかりの現在1番人気ロカが本命。新馬戦の勝ちっぷりと上がりタイム、馬格から、相当な大物ではないかと期待しています。
強敵は前走ほとんど勝っていたに等しいレッツゴードンキ。内枠不利なレースだけに、ロカの末脚がいまひとつだったりするとこの馬が台頭するでしょう。
単穴はショウナンアデラ。ディープインパクト産駒で470キロの馬体。この馬も将来性がありそうです。外枠有利なコースだけに位置取りによっては先に抜け出して先頭ゴールの可能性もあります。
押さえはファンタジーS組で唯一買えそうなダノングラシアスとそのダノングラシアスに勝っているコートシャルマン

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△(1,11,16-1,11,13,16,17)のフォーメーション36点勝負。


レース回顧~チャンピオンズカップ

2014年12月07日 | 競馬

チャンピオンズカップの結果

1着ホッコータルマエ 無印
2着ナムラビクター  無印
3着ローマンレジェンド 〇

馬券は頭から買った◎インカンテーションが10着惨敗でハズレ。1着馬と2着馬が無印というひどい予想でした。
インカンテーションは後方から行って、4角で一瞬中を突こうとしたものの、行き場がなくて一旦引っ張ってから外に出すことになったのが痛かった。前にいたコパノリッキーは交わしたものの、外から来たカゼノコにもあっさり抜かれる体たらくでした。
勝ったホッコータルマエはダート12勝の実力馬。去年のジャパンカップダートで3着し、今年のフェブラリーSでも2着。勢いに乗って海外遠征まで行きました。今回は遠征帰りの休み明け2戦目。芝の馬は休み明け2戦目というのもあまりプラスにならないものですが、ダート馬は休み明け2戦目が断然強い気がします。幸騎手の積極的な騎乗も奏功しました。 
ナムラビクターはこのコースを勝ったことがあり、5歳馬でもまだ18戦しか走っていないので良化の余地があったということです。こちらは休み明け3戦目。
ローマンレジェンドは好位置につけて直線で先に抜け出したホッコータルマエを追いました。最後にナムラビクターに差されたものの、3着を確保するあたりはさすがに実力馬です。

終わってみれば前に行った馬同士で決まり、後方からのまくりや差しは一切届きませんでした。前にいた馬しか来ないのは中京1800mダートの特徴でもあります。G1ともなると先行争いが激しくなって後ろからの差しやまくりが届くと予想したのですが、従来のデータどおりでした。残念です。

さて来週は、阪神ジュベナイルフィリーズです。2歳牝馬で、データの活用がうまく行かないだろうと予想されます。JRAのホームページで各馬の前走のレース映像をじっくり見て決めたいと思います。見る時間がなかった場合は馬券はパスということになるかもしれません。


チャンピオンズカップ~インカンテーション

2014年12月07日 | 競馬

ジャパンカップダート改めチャンピオンズカップですが、コースが中京に変わりました。これまでのデータがそのまま当てはまるとは思えず、予想は結構難解です。

◎インカンテーション
〇ローマンレジェンド
▲クリノスターオー
△ベストウォーリア
△コパノリッキー
△ インペラティヴ

本命はこのコース2勝3着1回のインカンテーション。実績は見劣りしますが、3連勝中の勢いを買うことにしました。 逃げ先行馬有利なコースですが、前走以外はもともと先行して勝ってきた馬で、前走で初めて後方から差す競馬をしたのが、ここにきて自在性を獲得したものと見て、紛れが多そうなこのレースで直線早めに抜け出してくれそうな気がします。
対抗はエルムSでインカンテーションに58キロで勝っているローマンレジェンド。仕上がりもよさそうです。そしてそのエルムSで2着して、前走インカンテーションが勝ったみやこSで1番人気だったクリノスターオーが単穴。
押さえは1400mではありますが中京コースの重賞プロキオンステークスを勝っているベストウォーリアと人気のコパノリッキー。それに初コースですが、左回りのこのコースが合いそうなアメリカ馬インペラティヴ

馬券はを頭の3連単20点勝負。