1着トーセンジョーダン
2着ダークシャドウ
3着ペルーサ
馬券はトーセンジョーダンもペルーサも抜けでハズレ。
力上位の筈の宝塚記念上位組は、一長一短の悪い方が出て、4頭とも馬券に絡むことが出来ずに終わりました。
レースはハナを切ったシルポートの1000m通過が56秒5という超のつくハイペース。それでもアーネストリーは自分の競馬をするしかなく、シルポートとビッグウィークを追いかけての3番手での競馬。14着惨敗もやむを得ないところです。やっぱりこの馬には東京コースが鬼門なんでしょうか。
ブエナビスタは、4角で内を回ったせいで直線でも内を突くしかなく、下がってくるビッグウィークやシルポートを捌いて坂上から伸びたものの、外から差してきたペルーサにも抜かれて4着が精いっぱい。
道中ブエナビスタを見るように内を進み、4角を回ってからうまく外に出したのがトーセンジョーダン。残り400メートルではブエナビスタよりも後ろでしたが、内でもがくブエナビスタをよそに、涼しい顔で外からトゥザグローリーを交わして伸びていきました。1分56秒1はウオッカのレコードを1秒1も更新する驚異のレコードタイムでした。
ダークシャドウは直線で中を突こうとしたところ、前の馬に乗っかりそうになって一瞬バランスを崩しましたが、すぐに立て直してトゥザグローリーとトーセンジョーダンの間の狭いところをよく伸びて2着。あの不利がなければ天皇賞馬はこの馬だったかもしれませんね。
後方待機のペルーサは直線勝負で、メンバー中最速の上がり33秒9で追い込んできました。去年の天皇賞もこういう競馬でしたね。アンカツでもノリでも同じです。
ローズキングダムとエイシンフラッシュは早めに先行勢を追いかけて、両馬とも末脚をなくしました。10着に負けたローズキングダムは完全に力負けですが、先行して0秒7差の6着に踏ん張ったエイシンフラッシュの強さは本物。ダービーは伊達ではありません。
馬主の島川さんは高額の良血馬を多数購入していましたが、やっとG1に手が届きました。おめでとうございます。