三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~高松宮記念

2016年03月27日 | 競馬

高松宮記念の結果

1着ビッグアーサー 〇
2着ミッキーアイル 無印
3着アルビアーノ  無印

私の印
◎ブラヴィッシモ    14着
〇ビッグアーサー      1着
▲ウリウリ       12着
△ローレルベローチェ  16着

◎ブラヴィッシモは直線で前が詰まる不利もありましたが、一瞬の切れ味に欠けていたということです。
レースは32秒7~34秒0というハイレベルの時計でした。メンバーのレベルが低そうな感じだったので、このハイレベル決着は意外でした。買ったビッグアーサーはこのレースが11戦目で、2戦目から10戦連続で1番人気、今回の勝利で人気に実力が伴った形になりました。暫くスプリント路線はこの馬の天下でしょう。ミッキーアイルはハイペースを粘ったのがさすがに実力馬というところでした。アルビアーノとともに、距離が短すぎると感じていましたが、今回のような底力を必要とされるレースになると、1200mを超える距離での勝ち星が物を言いました。

それにしても当たりません。次回の馬券は再来週の桜花賞ですね。誰が考えてもメジャーエンブレム対チューリップ賞組という図式です。順当に収まるのでしょうか。楽しみですね。


高松宮記念~ブラヴィッシモ

2016年03月27日 | 競馬

高松宮記念G1です。

◎ブラヴィッシモ
〇ビッグアーサー
▲ウリウリ
△ローレルベローチェ

やや穴予想になりました。例年に比べて出走メンバーがややレベル落ちの印象で、これならG1初挑戦でも4歳馬のブラヴィッシモが通用すると見ました。昨年の夏から条件戦を順当に勝ち上がり、オープン戦を5着の後、前走阪急杯でミッキーアイルから0秒1の3着に善戦しました。選考争いが激しくなる展開が予想されるので、逃げ先行馬を見ながらの内側のいいポジションにつけそうです。母の父がスタミナのイメージのサドラーズウェルズというところが唯一気になるところですが、逆に地力勝負になればゴール前で底力を発揮しそうな気もします。
強敵は、展開的に差し馬となります。最有力は10戦して6、2、1、1の成績でデビュー戦以外はすべて1番人気のビッグアーサー
2番手は去年から8戦して一度も掲示板を外していない実力馬のウリウリ。直線では必ず伸びてくるでしょう。
逃げる馬の中では大外枠を引いたハクサンムーンよりもローレルベローチェ。昨年の秋から3連勝して前走のシルクロードSが2着。逃げ馬の中ではこの馬が一番調子がよさそうです。
人気のミッキーアイルアルビアーノはどうも1200mが短すぎる気がします。オーシャンS勝ちのエイシンブルズアイが気になりますが、それ以外に強調材料がないのが買いづらいところです。

馬券は、4頭に絞ったので3連単と馬連のボックスを買います。


レース回顧~中山牝馬ステークス

2016年03月14日 | 競馬

中山牝馬ステークスの結果
1着シュンドルボン △
2着ルージュバック 〇
3着メイショウスザンナ 無印

私の印
◎リーサルウェポン 12着
〇ルージュバック  2着
▲ノボリディアーナ 13着
△アースライズ   8着
△ハピネスダンサー 5着
△シュンドルボン  1着

頭で勝負したリーサルウェポンが12着惨敗で馬券はハズレ
前半1000mが63秒6というスローペースで最後方から進んだら、ディープインパクトでもないかぎり届きません。内田騎手の乗り方というよりも、こういうレースしか出来ないのがリーサルウェポンなんでしょう。このクラスの展開に左右される馬は、はまれば穴を開けるので注意は必要ですが、5番人気の今回は買う番ではありませんでした。
シュンドルボンは順当勝ち。ルージュバックも56キロを背負ってタイム差なしのクビ差2着なら、悲観する内容ではありません。
メイショウスザンナは末脚がはまった感じで、毎回こうはいかないという典型的な穴馬でした。この馬はなかなか買えませんね。
次は高松宮記念あたりでしょうか。混戦が予想される一戦です。楽しみです。 


中山牝馬S~リーサルウェポン

2016年03月13日 | 競馬

中山牝馬ステークスG3です。

◎リーサルウェポン
〇ルージュバック
▲ノボリディアーナ
△アースライズ
△ハピネスダンサー
△シュンドルボン

所謂「荒れるハンデ戦」というイメージの本レース。3歳時に強かったルージュバックが56キロでも人気です。しかし舞台は中山の1800mです。瞬発力の勝負にマンハッタンカフェ産駒というのがどうもピンと来ません。
ということで本命は出走馬中唯一のディープインパクト産駒のリーサルウェポン。この馬の頭で勝負します。 


名古屋女子マラソンの疑惑

2016年03月13日 | 政治・社会・会社

名古屋女子マラソンを見ました。キルア選手の連覇は当然としても、ペースメーカーの走りっぷりに疑問が残りました。ペースを上げたり下げたりしながら、全体のペースは遅めという、およそペースメーカーの役割とはまったく違ったペース作りです。途中でキルア選手がペースメーカーに何か話しかけていて、実況のアナウンサーによると「もっとペースを上げなさい」と言っているのでしょうということでした。

意図的にペースを遅くするとどうなるかというと、勝ちタイムが遅くなります。名古屋女子マラソンはリオデジャネイロオリンピックの出場選手の選考レースですから、順位とタイムが選考基準となります。そんな大事なレースなのに、ペースメーカーがちんたら走るというのはいったいどうしたことなんでしょう。

思い浮かぶのは先日の大阪女子マラソンで2時間22分17秒という好タイムで優勝した福士加代子です。ほぼオリンピックの代表選出は確実と思われているのに、日本陸上競技連盟が態度をはっきりさせないので、今日行なわれた名古屋に出場すると発表しました。なぜかそれを止めたのが日本陸連。短い間に2レースもフルマラソンを走ったら、ダメージが大きすぎてオリンピック本番までに回復できないとのこと。それはそうでしょう。しかしオリンピックの代表に選ばれなかったら、ダメージの回復もへったくれもありません。

日本陸連の本音は、好タイムで大阪女子を優勝した福士をほぼ代表選手にしたい、しかし名古屋女子も選考レースであり、最後の選考レースが終わる前に結果を告げる訳にもいかない。名古屋女子は好タイムの出やすいレースであり、もしかしたら2時間21分代で日本人2名がゴールなんてことになったら、福士の代表選出がなくなる。名古屋には出ないようにと福士側に要請した日本陸連としてはそれも困る。なんとか名古屋女子がそこそこの結果に終わって、日本人の最先着1名が選出されれば、めでたしメデタシとなるんだけど、というものではないでしょうか。

すると今回のレースのペースメーカーの怪しい動きも納得できるというものです。日本の組織というものは、本来の目的よりも組織自体の面子や自分たちの立場を最優先するものなのですね。ますますオリンピックが興ざめになりました。