三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース結果~青葉賞

2016年04月30日 | 競馬

青葉賞の結果

1着ヴァンキッシュラン ▲
2着レッドエルディスト 無印
3着レーヴァテイン   〇

私の印
◎アルカサル     10着
〇レーヴァテイン   3着
▲ヴァンキッシュラン 1着
△メートルダール   5着

馬券は頭で買った◎アルカサルが10着でハズレ。スタートで安目を売った上に道中外外の展開で、直線はまったく伸びずに終わりました。こんな馬ではないと思いますが、当分は調教のやり直しでしょう。秋以降の巻き返しに期待します。
レースは淡々と流れる展開で1000m通過が61秒3の平均ペース。やや先行有利でしたが、上がり勝負にはならず、実力通りに決まったと思われます。
ヴァンキッシュランはこれで実質4連勝。堂々のダービー馬候補になりました。本番はディーマジェスティやマカヒキ、サトノエンブレムなどの強敵が待ち構えていますが、青葉賞勝ちの実績はかなりものを言うはずです。

さて、明日は天皇賞ですね。やはりゴールドアクターが1番人気になりました。しかしこの馬は2014年の菊花賞の私の予想では押さえの評価でした。私の本命はトーホウジャッカルで、予想通りに強い競馬で勝ってくれました。2着がサウンズオブアースゴールドアクターが3着。展開はかなりタフな流れで、先行してなおかつ末脚が衰えなかったトーホウジャッカルが他馬をはねつけて優勝したレースです。私のイメージではゴールドアクターよりもトーホウジャッカルのほうが強い気がしています。

予想はかなり難しくなりそうですね。


青葉賞~アルカサル

2016年04月30日 | 競馬

青葉賞G2です。

◎アルカサル
〇レーヴァテイン
▲ヴァンキッシュラン
△メートルダール

420キロ台の小柄ながら有馬記念と宝塚記念の両方を買ったドリームジャーニーの産駒で2戦2勝のアルカサルに期待します。父親と違って520キロ台の大型馬で、デビューから中山コースで2連勝ですが、大型馬だけに東京コースのほうがむしろ合いそうな感じです。父親と同じ勝負服というのもよろしい。水仙賞では向う正面まで体をもてあますような走りでしたが、3コーナー手前で仕掛けられると大外をぶん回して4コーナーでは先頭に立ち、直線で2馬身半突き放す完勝でした。
相手は同じく無敗のレーヴァティン。スローであがり勝負になるとこの馬が勝つでしょう。単穴は重賞で連続3着のメートルダール。着順が示すとおり勝ち味が遅いので頭まではどうかと思いますが、掲示板はあると思います。もう1頭はマイネルハニーと迷いましたが、長距離勝ちがあるのと、デビュー以来3着以内を外していないことでヴァンキッシュランをとりました。

馬券は◎アルカサルを頭の3連単6点勝負


青葉賞~アルカサル

2016年04月30日 | 競馬

青葉賞G2です。

◎アルカサル
〇レーヴァテイン
▲ヴァンキッシュラン
△メートルダール

420キロ台の小柄ながら有馬記念と宝塚記念の両方を買ったドリームジャーニーの産駒で2戦2勝のアルカサルに期待します。父親と違って520キロ台の大型馬で、デビューから中山コースで2連勝ですが、大型馬だけに東京コースのほうがむしろ合いそうな感じです。水仙賞では向う正面まで体をもてあますような走りでしたが、3コーナー手前で仕掛けられると大外をぶん回して4コーナーでは先頭に立ち、直線で2馬身半突き放す完勝でした。
相手は同じく無敗のレーヴァティン。スローであがり勝負になるとこの馬が勝つでしょう。単穴は重賞で連続3着のメートルダール。着順が示すとおり勝ち味が遅いので頭まではどうかと思いますが、掲示板はあると思います。もう1頭はマイネルハニーと迷いましたが、長距離勝ちがあるのと、デビュー以来3着以内を外していないことでヴァンキッシュランをとりました。

馬券は◎アルカサルを頭の3連単6点勝負


レース結果~フローラステークス

2016年04月30日 | 競馬

フローラステークスの結果

1着チェッキーノ  ▲
2着パールコード  ◎
3着アウェイク   無印

私の印
◎パールコード  2着
〇ビッシュ    5着
▲チェッキーノ  1着
△アグレアーブル 6着

馬券は頭で買った◎パールコードが2着に負けてハズレ。3着のアウェイクも買えませんでした。

来週はいよいよ天皇賞です。ゴールドアクターが1番人気になると思いますが、菊花賞では0秒7差の3着。その菊花賞と同じようなタフなレースになれば、そのときの勝ち馬トーホウジャッカルにも出番があると思います。


レース結果~マイラーズカップ

2016年04月30日 | 競馬

マイラーズカップの結果

1着クルーガー   ▲
2着ダノンシャーク 無印
3着クラレント   無印

私の印
◎ネオスターダム 13着
〇フィエロ      4着
▲クルーガー     1着
△ダノンリバティ 12着

馬券は頭から買った◎ネオスターダムが13着でハズレ
クルーガーから買ったにしてもクラレントは買えません。 


フローラステークス~パールコード

2016年04月24日 | 競馬

フローラステークスG2です。

◎パールコード
〇ビッシュ
▲チェッキーノ
△アグレアーブル

ここは順当な結果になりそうです。無敗のビッシュは馬体重が小さすぎて心配。牝馬ながら500キロを超す大型馬のパールコードを本命としました。相手は一応ビッシュですが、休み明けを2連勝のチェッキーノと東スポ杯以来でも好仕上がりのアグレアーブルが強敵。

馬券は◎パールコードを頭の3連単6点勝負。


マイラーズカップ~ネオスターダム

2016年04月24日 | 競馬

マイラーズカップG2です。

◎ネオスターダム
〇フィエロ
▲クルーガー
△ダノンリバティ

ダノンシャークフィエロサンライズメジャーなどの高齢馬が人気ですが、今回は4歳馬を中心に見ました。本命は3連勝中のネオスターダム。相手は実力馬のフィエロですが、勝ちきるまではどうかと思います。押さえは4歳馬のクルーガーダノンリバティ

馬券は◎ネオスターダムを頭の3連単6点勝負。


早春の夜の由比ガ浜

2016年04月23日 | 日記・エッセイ・コラム

夕闇の迫る海岸は目の悪い人間にとって危険な場所だ。道路から浜へ降りる階段も道に積もった海砂も、見過ごしそうになる。時には足を踏み外したり躓いたりすることもある。そんな危険にもかかわらず、人は波の近くに行ってしまう。そこには波の音、潮風の匂いに加えて、夜の海の静寂がある。人が浜辺に寄せられるのは、どうしてなのだろうか。

小学校で習った童謡のひとつに「冬の星座」という歌がある。その一番の歌詞に「静寂」と書いて「しじま」とルビが振ってあった記憶がある。子供心に、その読み方がお洒落で洗練されていて、要するにかっこいいと感じたのだと思う。だからいまだに歌詞を憶えているのだ。

それにしても子供の頃の記憶は、ほとんどが忘却の彼方に置き去られているのに、いくつかの記憶だけが妙に鮮明に残っていることがある。それはおそらく思い出せることだけを何度も思い出しているからであろう。いわば記憶の反芻だ。反芻を繰り返すうちに記憶は鮮明になっていくが、同時に都合よく作り変えられることがある。同窓会でかつての美少女と再会して落胆した経験のある男性は意外と多いのではあるまいか。想い出は常に美化されるものだ。

子供の頃の記憶は、同じシーンの記憶でも、人によって憶えていることが違う場合もよくあることだ。人が話したことにまったく記憶がなかったり、こちらの憶えている内容とかけ離れていたりする。それぞれが自分なりに記憶を反芻した結果、ほんとうのところがどうだったのか、誰にもわからない場合もよくある。

記憶が脳のどのようなメカニズムによって作られ保管されるのかは知らないが、度忘れしたことを時間が経って突然思い出すことがあることから、記憶というものは実は消えたり変化したりするものではなく、潜在意識の中にあるがままに保管されているものだと思う。忘れてしまったというのは思い出せないだけで、記憶自体は脳のどこかに消えずに残っているのだ。「憶えている」ことを英語ではrememberという同士を用いる。rememberは「思い出す」という意味でもある。記憶力がいいというのは、思い出す能力が高いということだ。潜在意識と顕在意識の間のパイプが太いという言い方をしてもいい。記憶に番地があるとすれば、住所録を常に整備している人が記憶力がいいということになるのである。

「顔を洗って出直す」という言葉がある。今は使う人が少ないと思われるフレーズだが、「顔を洗って出直して来い」という使い方が一般的だった。顔に限らず、人間は水に触れると心が落ち着くとされている。理由は不明だ。もしかすると遺伝子の中にそういうプログラムを内包する細胞があるのかもしれない。

海岸に限らず、湖畔や川辺などの水に近い場所にリゾート地がある理由も、なんとなくわかる。並みの近くに行きたくなるのは遺伝子の記憶によるのかもしれない。


レース結果~皐月賞

2016年04月17日 | 競馬

皐月賞の結果
1着ディーマジェスティ 無印
2着マカヒキ      ▲
3着サトノダイヤモンド △

私の印
◎ナムラシングン   7着
〇リオンディーズ   5着(降着)
▲マカヒキ      2着
△サトノダイヤモンド 3着

馬券はマルチの軸◎ナムラシングンが7着でハズレ
レースは枠入りの段階から早くも波乱ムード。枠入りを嫌がる馬がかなりいました。岡部ジョッキーの解説によると強風がかなり影響してナーバスになっているとのことでした。
皐月賞らしいハイペースの展開の中、リオンディーズは前走につづいてかかり気味。レースは平均ペースだった弥生賞よりも速い流れで、1000m通過が弥生賞の59秒5に対して58秒5。このペースで3コーナー手前で先頭に立ったリオンディーズは直線でもよく粘りましたが、さすがに苦しくなったようで外によれて降着になりました。外から来たサトノダイヤモンドが勝つかと思われたところに、大外一気の末脚でディーマジェスティが先頭に立ちました。サトノダイヤモンドはゴール前でマカヒキにも抜かれて3着。マカヒキは展開が向きましたが、位置取りが後ろ過ぎました。ディーマジェスティと一緒にあがって行けたらいい勝負になったかもしれませんね。
軸にしたナムラシングンはハイペースを中段の後方からという絶好の展開で、4コーナーで外に出す正攻法のレースをしました。直線も伸びているのですが、ディープ産駒の瞬発力にはかないません。王道のレース運びは立派でしたが、さすがにこの相手には通用しなかったということですね。

上位3頭はすべてディープインパクト。これまで産駒が皐月賞を勝てなかった鬱憤を晴らすかのような結果でした。奇しくもディープインパクトが皐月賞を勝ったのも今年と同じ4月17日でした。


皐月賞~穴馬はナムラシングン

2016年04月17日 | 競馬

皐月賞G1です。

◎ナムラシングン
〇リオンディーズ
▲マカヒキ
△サトノダイヤモンド

土曜日の3歳戦2000mの山藤賞は1000m通過が61秒9というスローペース。勝ち時計は2分1秒1で、レースの上がりは34秒7、勝ち馬の上がりは34秒4でした。時計を見ると馬場は弥生賞のときに比べればやや傷んでいるものの、そこそこ時計の出る状態のようです。午前11時すぎ、雨は降っていますが、馬場はまだ良馬場の発表です。重馬場の得手不得手は考慮しなくてよさそうですが、風が強い。先行馬は追い風と向かい風で走りづらいでしょう。差し馬も風の向きによっては追い込みづらいかもしれません。
馬力のありそうな馬が上位に来そうです。前走を見る限り、リオンディーズマカヒキサトノダイヤモンドの3頭が抜けた実力がありそうな印象ですが、荒れた風のレースで伏兵の食い込む余地があると思います。

本命というより馬券の軸として◎ナムラシングン。若葉賞は消耗戦となったレースで、アドマイヤダイオウには差し返されましたが、実質的に勝っていたレースです。3着を8馬身離しており、馬力勝負に向いていて、皐月賞がハイペースの消耗戦になったらこの馬が浮上すると見ました。
人気の3頭では弥生賞組を上位に見ました。サトノダイヤモンドは隙のない優等生の競馬をしますが、弱い相手ばかりのレースで、厳しい本番の流れになるとやや疑問があります。それでも、天性の競馬上手とスピードで勝ってしまう可能性もあるとは思います。 

馬券は◎ナムラシングン軸の3連単マルチ18点勝負