三無主義

 ~ディスパレートな日々~   耶馬英彦

レース回顧~フェブラリーステークス

2015年02月22日 | 競馬

フェブラリーステークスの結果

1着コパノリッキー   △
2着インカンテーション ◎
3着ベストウォーリア  〇

馬券は△コパノリッキーの頭は買っていなかったのでハズレ。惜しかった。

レースは逃げるとみられていたコーリンベリーがまさかの出遅れ。外からアドマイヤロイヤルが先頭に立って引っ張ったものの、2番手につけた△コパノリッキーは楽な手ごたえ。600m34秒3~1000m60秒0という速めの流れでしたが、上がりを36秒2でまとめて後続を振り切りました。
◎インカンテーションは互角のスタートから先行馬の直後につけて、スムーズに流れに乗りました。直線で△コパノリッキーが馬なりで先頭に立ったときは1馬身ちょっとの後方にいて、これなら勝てるかもと思っていたら、あっという間に3馬身くらいに差を広げられてしまいました。内田騎手が力一杯追って差を詰めてきたものの、半馬身差まで迫ったところがゴールでした。
〇ベストウォーリアは中段からの競馬。直線では実力馬らしく確実な伸びを見せました。しかし前の2頭に及ばず3着。
以下はグレープブランデーローマンレジェンドと7歳勢が続き、6着に2番人気のワイドバッハ。穴で推したサンビスタカゼノコは7着と8着でした。カゼノコは前残りのレースで後方からの競馬でしたから、8着でもそんなに悲観することはありませんが、馬格に恵まれないので今後もダートでの一線級の活躍は難しいと思われます。サンビスタは好調でしたが、これが精一杯でしょう。

さて来週はもう3月。中山記念です。ジャスタウェイやヴィクトワールピサなど、その後海外で活躍した馬が優勝しています。楽しみですね。


フェブラリーステークス~インカンテーション

2015年02月21日 | 競馬

フェブラリーステークスG1です。
有力馬が近走で10着以下に負けていたりして、取捨が難しいところです。

◎インカンテーション
〇ベストウォーリア
▲サンビスタ
△カゼノコ
△コパノリッキー

本命はインカンテーション。ダート1800mを三連勝のあと、チャンピオンズカップと東海Sでいずれも落鉄しながら追い上げてきています。そろそろG1でも通用する力をつけている気がします。大野騎手から東京コース得意の内田騎手に乗り代わりもプラス。
強敵は東京コース得意のベストウォーリア。チャンピオンズカップはやや負けすぎの感はありますが、全ダート成績が6213の実力馬です。
単穴は牝馬のサンビスタ。チャンピオンズカップでも4着に来ていますし、前走は57キロを背負っての余裕の勝利。絶好調の牝馬は大仕事をやってのける場合があります。
カゼノコは川崎記念で最強馬ホッコータルマエの0秒1差の2着に来ており、ここでも上位に食い込む力はあると思います。
内枠を引いてしまったコパノリッキー。この馬の取捨が難しいところで、勝つか大負けするかのどちらかのような気もするのですが、消してしまうわけにもいかず、先行して2着か3着に残るかも、という予想になりました。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△(9、10、14-4、5、9、10、14)の3連単フォーメーション36点勝負。


レース回顧~京都記念と共同通信杯

2015年02月15日 | 競馬

京都記念の結果

1着ラブリーデイ   ▲
2着スズカデヴィアス 無印
3着キズナ      ◎

3連単の頭から買った◎キズナがまさかの3着で、馬券は当然ながらハズレ。 

上がり34秒0のレースを後ろから2番手で進んだのだから仕方ないとも言えますが、相手関係からはそれでも負けられないところだったと思います。非常に残念。ハープスターはレッドデイヴィスにも負けて5着でした。予想の記事にも書きましたが、一度勢いの止まった牝馬は得てしてこういうものです。ドバイ遠征にも赤信号といったところではないでしょうか。

 

共同通信杯の結果

1着リアルスティール 無印
2着ドゥラメンテ   〇
3着アンビシャス   ◎

馬券は1着のリアルスティールヌケで、もちろんハズレ

アンビシャスは好位から、ドゥラメンテは中段やや後方からの競馬になりました。こちらもレースの上がりが34秒後の瞬発力勝負の展開で、アンビシャスの内にいてロスのない競馬をしたリアルスティールが最後は抜け出しました。新馬から重賞をぶっこ抜くのは非常に難しいもので、この勝利で一躍クラシックの主役の仲間入りをしました。ただ、展開があまりにも楽だったし有利だったという面があるので、どちらかと言えば2着、3着馬のほうに巻き返しの可能性がありそうな気がします。

さて来週はフェブラリーステークスG1です。コパノリッキーをはじめとする先行型の東海ステークス組に対して、エアハリファ、ワイドバッハ以下の追い込み型の根岸ステークス組がどこまで迫るかという図式になりそうです。楽しみですね。


共同通信杯~アンビシャス

2015年02月14日 | 競馬

共同通信杯G3です。
三冠馬のミスターシービーやナリタブライアンなど、名馬輩出のレースです。

◎アンビシャス
〇ドゥラメンテ
▲アヴニールマルシェ
△ティルナノーグ

5頭出走するディープインパクト産駒のうち、2戦2勝のアンビシャスが本命。新馬戦は内枠から先行して展開的には有利でしたが、直線で前が開かずに出にくいシーンもあり、しかしそこから抜け出してゴール前では後続を突き放す完勝でした。前走は中段の前目を遊び遊び走っている感じでしたが、直線は楽に抜け出しました。
キングカメハメハ産駒のドゥラメンテが強敵。同じ府中の1800mを3回走っている有利さもあり、前走では3ヶ月ぶりのプラス14キロの馬体で5馬身差の圧勝でした。
ディープ産駒のアヴニールマルシェが3番手の評価。東スポ杯は直線でなかなか前が開かず、脚を余して2着に負けた感がありました。しかし馬にツキがないという気がするので勝つまではどうかと思います。
後はホープフルステークス10着ですが、展開的に不利だったティルナノーグ。9着のダノンメジャーはある程度前に行って負けたのに対して、こちらは最後方からの展開で、最後はよく差を詰めていました。リアルスティールは新馬戦を勝ったばかりで評価が微妙。ソールインパクトは4着続きで決め手に欠けると見ました。

馬券は◎〇-◎〇▲△(8、10-2、3、8、10)3連単フォーメーション12点勝負。


京都記念~キズナ

2015年02月14日 | 競馬

京都記念G2です。

◎キズナ
〇ハープスター
▲ラブリーデイ
△トウシンモンステラ 

本命はキズナ。 昨春の天皇賞以来ですが、調教も動いているようですし、京都の外回りは得意のコースで、少しでも調子が戻っていればここでは格が違いすぎます。取りこぼしの可能性は低いでしょう。
もちろん対抗はハープスターですが、一度勢いの止まった牝馬は、ジェンティルドンナ級でない限り、盛り返すのは難しい。格は断然ですが、3着に負ける可能性もなくはないと見ました。
しかし他の馬となると、あまりにも見劣りします。かろうじて買えるのは前走金杯の勝ちっぷりが見事だったラブリーデイと、内回りではありますが、前々走で京都2400mを好時計勝ちし、前走も3番人気だったトウシンモンステラ

馬券は◎-〇▲△(4-6、7、8)の3連単6点勝負。 


レース回顧~きさらぎ賞と東京新聞杯

2015年02月08日 | 競馬

きさらぎ賞の結果

1着ルージュバック   ◎
2着ポルトドートウィユ ▲ 
3着アッシュゴールド  〇

馬券は2点買いの3連単1,270円的中。今年初めての的中です。ホッとしました。 

レースは1000m通過が61秒6のスローペース。
勝ったルージュバックは終始内目の3番手で絶好のポジション。直線を向いてからは11秒台のラップが続きましたが、残り1ハロンを切ったところで先頭に立つと後続をさらに突き放し、2馬身差をつけてゴールしました。完勝といっていいと思います。一躍桜花賞の主役に躍り出たと言っていいでしょう。
ポルトドートウィユは直線に向いたところでルージュバックに並びかけようとする場面はあったのですが、結局並ぶことができずに逆に突き放されてしまいました。スムーズな展開だったので今日は完全に力負けです。
アッシュゴールドは3コーナー手前で口向きが悪くなったのか、川添ジョッキーが何度か手綱を引くシーンがありました。あれがなければ2着には来ていたと思います。ちぐはぐな展開にもかかわらず直線で盛り返してきました。私の馬券が的中したのはこの馬の頑張りのおかげです。

 

東京新聞杯の結果

1着ヴァンセンヌ 〇
2着アルフレード 無印
3着フルーキー  △ 

馬券は2着のアルフレードが無印でハズレ

レースは稍重馬場にしてはやや速めの、1000m通過60秒5で進みました。勝ったヴァンセンヌは中段につけて直線早目の抜け出し。最後方からのアルフレードが直線一気で2着。同じく後方からのフルーキーが3着。かなりズブズブの結果と言えます。ヴァンセンヌは2走前と同じレースができれば圏内と思っていましたが、まさか勝ちタイムまで2走前とまったく同じとは、恐れ入りました。

さて来週は楽しみな馬が出てくるようです。
共同通信杯はディープインパクト産駒のアンビシャス。2戦2勝ですが、いずれも2着3着に穴馬を連れてきています。抜けて強い馬の場合、得てしてそういう結果になることがあります。対抗馬が負かそうとして無理をした結果、掲示板にも残れなくなり、2着3着に薄目が来るという結果です。昔から「1番人気の2着は薄目」という格言(?)があります。
京都記念は、キズナハープスターの登録があります。他の馬で調子がよさそうなのはラブリーデイくらいなので、キズナハープスターの争いに3着をラブリーデイに固定した3連単2点買いでいけそうな気がします。
両方とも楽しみなレースです。 


東京新聞杯~タガノグランパ

2015年02月08日 | 競馬

東京新聞杯G3です。

東京は小雨ですが、午前中の芝コースは良馬場でした。しかし気温が低くて走路も硬いことが想定されるので、いつもの東京コースほど軽い馬場ではないと思います。少し力がいる馬場かもしれません。

◎タガノグランパ
〇ヴァンセンヌ
▲マイネルメリエンダ
△エキストラエンド
△フルーキー
△シャイニープリンス

本命はタガノグランパ。マイルCS以来ですが、ダービーと菊花賞でいずれも4着に来ている実力は、底力という面で頭一つ出ている気がします。末脚は確実なので、それなりに流れてくれれば直線で追いつけると思います。
3連勝中のヴァンセンヌが強敵。2走前のエクセレントJTでは今回と同じ東京のマイルで稍重馬場を2馬身離して勝つ、強い勝ち方をしました。同じ競馬ができればここも圏内です。
4歳馬マイネルメリエンダが単穴。京都金杯ではフルーキーに先着しており、器用に先行できる馬なので先に抜け出す場面は必ずあるでしょう。
京都金杯2着のエキストラエンドは去年のこのレースで2着でした。1番人気が弱いレースなので押さえとしました。
フルーキーは条件戦を2連勝のあと、重賞で2着、4着。東京コースが初めてなので、その点だけが気がかりです。
前走キャピタルSを2番人気で4着のシャイニープリンス。末脚の切れで勝負するタイプなので、今回の馬場がやや苦しそうですが、富士Sくらい走れば3着以内も可能です。

馬券は◎〇▲-◎〇▲△△△(5、6、16-4、5、6、10、12、16)3連単フォーメーション60点勝負


きさらぎ賞~ルージュバック

2015年02月07日 | 競馬

きさらぎ賞G3です。

◎ルージュバック
〇アッシュゴールド
▲ポルトドートウィユ

人気馬3頭の争いと見ました。本命はマンハッタンカフェ産駒の牝馬ルージュバック。新馬戦と前走の勝ち方は圧巻でした。前走2着のベルーフが次走の京成杯を制したことから、能力の高さは明らかで、牡馬相手でもまったく引けを取りません。ここはゴール前の瞬発力で2馬身くらい離して勝つと予想しました。
相手はオルフェーヴルの弟のアッシュゴールドとエアグルーヴの孫のポルトドートウィユ。新馬勝ちからの挑戦のレガッタもスイープトウショウ産駒の良血ですが、1枠からスローペースの内枠を進んだ展開があまりにも有利だったので、その割りに接戦だったことからやや評価が下がります。

馬券は◎-〇▲の3連単(3-4、5)の2点勝負。


レース回顧~根岸ステークス

2015年02月01日 | 競馬

根岸ステークスG3の結果

1着エアハリファ     〇
2着ワイドバッハ     ◎
3着アドマイヤロイヤル  無印

馬券はアドマイヤロイヤルが買えずにハズレ。 買っていた他の3頭は、キョウワダッフィーが5着、グレープブランデーが10着、ジョーメテオが11着でした。

レースはテンの1ハロンこそ12秒7とゆっくりでしたが、2ハロン目は10秒8と、ダートとは思えない速さで、さすがに逃げたグレープブランデーが10着だったのは仕方がありませんが、残り150mくらいまで先頭に立っていて、見せ場は十分でした。ロゴタイプグレープブランデーを交わそうとした外から一気にアドマイヤロイヤルエアハリファが殺到し、最後に抜け出したのはエアハリファで、2番手にアドマイヤロイヤルが残るかと思っていたところにワイドバッハが急襲して2着となりました。
三浦騎手は最後の直線で前が開いてくれたおかげで抜け出せたので、ほっとしていると思います。レースの上がりは35秒8ですが、エアハリファの上がりタイムは34秒9、ワイドバッハは34秒7でした。ワイドバッハは脚質からして、こういう展開はお誂え向きでしたが、エアハリファが一足先に抜け出したぶん、1馬身遅れをとってしまいました。もう少し内枠だったら、ワイドバッハが勝っていてかもしれません。やはり1400mは差し馬有利の距離なんですね。 

さて来週は、23頭が登録している東京新聞杯と、わずか9頭しか登録のないきさらぎ賞です。きさらぎ賞はオルフェーヴルがトーセンラーに負けたレースで、過去の出走馬にはダービー馬のメイショウサムソン、ネオユニヴァースもいる伝統のレースです。今年は府中の2000mをレコード勝ちした牝馬ルージュバックに期待です。